約800万円! “7年ぶり全面刷新”のトヨタ新型「RAV4」発表! “300馬力超え”もアリ&全長4.6m級の「ちょうどいいサイズ」採用! 大人気SUVついに伊国で発売
トヨタのイタリア法人は2025年10月13日、フルモデルチェンジを遂げ6代目となった新型「RAV4」を発売したと発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。
約1000万円も?新型RAV4発売
トヨタのイタリア法人は2025年10月13日、フルモデルチェンジを遂げ6代目となった新型「RAV4」を発売したと発表しました。

RAV4は1994年に登場した「クロスオーバーSUV」です。現在の“クロスオーバーSUV”の先駆けとなる存在として、日常で役立つ範囲の走破性や力強いスタイリングなどが多くのユーザーから支持を得ました。
2019年に登場した5代目には、2020年夏にはプラグインハイブリッド(PHEV)モデルを追加したほか、直近では、2024年11月28日に一部改良を実施。2WD(FF)が廃止され、全車が4WDとなりました(ハイブリッド車・プラグインハイブリッド車はE-Four)。またオプション装備として人気のアイテムが標準装備へ変更となるなど、機能の拡充が図られています。
そんなRAV4ですが、2025年はデビュー7年目を迎え、2025年5月21日についにフルモデルチェンジを遂げた6代目が世界初公開されました。
6代目RAV4のコンセプトは、「Life is an Adventure」。人生という冒険を歩む相棒として、アウトドアから都市部まで幅広い生活に対応することを意識して設計されています。
最大の特徴は、都会的な印象を与える「コア」、オフロード要素を強調した「アドベンチャー」、走行性能を重視した「GRスポーツ」といった大きく異なる3つのモデルが用意され、好みに合わせて選択できる点です。
ボディサイズは、全長4600-4645mm×全幅1855-1880mmm×全高1675mm。
エクステリアでは、大径タイヤを強調した「Big Foot」、高い走破性を想起させる「Lift-up」、使いやすい荷室を象徴する「Utility」の三要素で「どこへでも行けそう」な造形を実現。
インテリアは、水平基調のアイランドアーキテクチャーを採用したほか、インストルメントパネル上面を約40mm下げて視界を改善。スマートフォン連携に配慮したデジタルデバイス配置や、リバーシブルコンソールボックスなど使い勝手も高めています。
そんな新型RAV4がイタリアで、ついに発売となりました。イタリアでは、「アドベンチャー」が用意されず、大別して「コア」に相当する「RAV4」「ICON」「PREMIUM」の3つのグレードとGRスポーツの2択です。
パワートレインはハイブリッド(HEV)とプラグインハイブリッド(PHEV)の2種類(PHEVモデルは2026年第1四半期から展開)。ハイブリッドモデルでは、2.5リッター直列4気筒エンジンプラスモーターでシステム総合出力191馬力を発揮、0−100km/h加速は7.7秒と、先代モデルより0.1秒速くなっているといいます。
組み合わされるトランスミッションはe-CVTで、駆動方式はFFと4WDの2種類です。
PHEVでは新世代ハイブリッドシステムを基盤とし、大容量バッテリーや高出力充電対応を組み合わせ、EV航続距離が従来の95kmから150kmへ拡大。モーター出力も12%向上したといいます。
駆動方式ごとに最高出力が異なり、FFではシステム最高出力268 馬力、4WDではシステム最高出力304馬力となります。304馬力のモデルでは、0−100km/h加速は5.9秒と、先代モデルより0.2秒速くなっており、スポーツカー並みのスペックと言えるでしょう。
価格は、コアに相当するモデルのベースグレード「RAV4」が4万5200 ユーロ(約797万円)から、GRスポーツが5万5700 ユーロ(約982万円)からです。
新型RAV4は、2025年10月23日に行われるボローニャクラシックカー&モーターサイクルショーで展示され、イタリアでの現地初公開を迎えます。
Writer: くるまのニュース編集部
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