ホンダ新「“4WD”コンパクトSUV」発表! 全長4.3m“ちょうどいいボディ”に「専用の内外装デザイン」採用! 「リッター21キロ以上」の低燃費も魅力! 装備充実の「ヴェゼル」最高級モデルとは?
2025年10月2日に一部改良が発表された「ヴェゼル」のなかでも、最も高価なモデルとは一体どのようなクルマなのでしょうか。
専用の意匠が採用されている最高級モデルとは?
ホンダの人気SUV「ヴェゼル」が、2025年10月2日に一部改良を受け、全体の質感や快適性がさらに磨き上げられました。
なかでも最も高価な最上級モデルとは、一体どのようなモデルなのでしょうか。

ヴェゼルは2013年の初代登場以来、「艶・Crossover」をテーマに掲げ、スタイリッシュなデザインと高い実用性を両立してきたホンダのベストセラーSUVです。
同社のコンパクトカー「フィット」譲りのプラットフォームと、ホンダ独自の「センタータンクレイアウト」により、コンパクトなボディながらも驚くほど広い室内空間を実現しています。
現行2代目モデルは2021年4月にフルモデルチェンジを実施。「AMP UP YOUR LIFE(アンプ アップ ユア ライフ)」をグランドコンセプトに掲げ、日常の移動をより豊かで楽しい時間へと変えることを目指しています。
今回の一部改良では、「G」「e:HEV X」「e:HEV X HuNTパッケージ」の各グレードに、メーカーオプションとして「Honda CONNECTディスプレイ」「ワイヤレス充電器」「ETC2.0車載器」が選択可能に。多様化するユーザーニーズに応える内容となっています。
また、原材料や物流コストの高騰を受け、全国メーカー希望小売価格も見直されました。
そんなヴェゼルの中でも、最上級モデルに位置づけられるのが「e:HEV Z PLaYパッケージ 4WD」です。
上質なデザインと装備、そして走行性能のすべてが磨き上げられた、“都会派SUV”の頂点ともいえる一台です。
ボディサイズは全長4340mm×全幅1790mm×全高1590mm、ホイールベース2610mm。取り回しの良さを保ちながら、安定感のあるワイドなスタンスが上級SUVらしい存在感を放ちます。
外観は「e:HEV Z」をベースに、PLaYパッケージ専用のエクステリアを装備。
カラーバーオーナメント付きフロントグリルやブラック仕上げの前後バンパーロアーガーニッシュ、ライトブルーのドアロアーガーニッシュを採用し、上質感とスポーティさを融合しています。
さらに専用の2トーンボディカラーも設定され、ルーフとボディを大胆に塗り分けることで、ファッションアイテムのような個性を演出します。
インテリアにもPLaYパッケージならではのこだわりが光ります。
インパネガーニッシュやドアライニングガーニッシュにライトブルーのアクセントをあしらい、上品なグレージュ内装を基調とした専用シートを採用。
ファブリックと合皮を組み合わせた柔らかな質感のシートは、まるで高級ホテルのラウンジにいるかのような落ち着きとぬくもりを感じさせます。
装備面では、Honda CONNECTディスプレイ+ETC2.0車載器(ナビ連動)、ワイヤレス充電器を標準搭載。
さらにオプションの「パノラマルーフ」を選べば、昼は自然光がたっぷりと差し込み、夜は星空を眺めながらドライブを楽しむことができます。
走行性能も、最上級モデルにふさわしい完成度です。
パワーユニットは1.5リッター直列4気筒エンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドシステム「e:HEV」を搭載。
リアルタイムAWDとの組み合わせにより、滑りやすい路面でも駆動力を最適に配分し、安定した走行を可能にします。
また、防音材の配置や厚みを最適化することでエンジン音や風切り音を抑え、車内の静粛性を大幅に向上。乗る人すべてが快適に過ごせる空間が広がります。
WLTCモード燃費は21.3km/L、高速道路モードでも20.7km/Lを記録。4WDモデルでありながら優れた燃費性能を実現し、力強さと経済性を高次元で両立しています。
なお、価格(消費税込み)は391万9300円です。
Writer: 紫苑玲
栃木県在住。新車、軽貨物、車の中古買取相場、テック、金相場などのジャンルで記事を執筆するフリーランスライター。ドライブが趣味。SUVとスポーツカーの2台を使い分け中。自宅前が登山道のため、緊張感がある車生活を送っている。


































































































