新車216万円! ホンダ「6速MT&ターボ」搭載の“軽スポーツカー”がスゴイ! 昭和レトロな「反転ターボ」が懐かしいと好評も! 伝説の“初代NSX”想わせる「爽快サウンド」も魅力の「N-ONE RS」に大注目!
ホンダが製造・販売する軽自動車「N-ONE」の中でも、スポーティな位置づけにある「RS」グレードとは、一体どのようなクルマなのでしょうか。
新車216万円! ホンダ「6速MT&ターボ」搭載の“軽スポーツカー”がスゴイ!
ホンダが製造・販売する軽自動車「N-ONE」の中でも、特にスポーティな位置づけにあるグレードが「RS」です。
パワフルなターボエンジンと、軽自動車としては珍しい6速MTを搭載したモデルだと言いますが、一体どのようなクルマなのでしょうか。

N-ONEは、ホンダの展開する軽自動車「Nシリーズ」の第3弾として、初代モデルが2012年に登場。
ホンダ初の市販軽乗用車「N360」の精神を受け継いで開発され、「人のためのスペースは最大に、メカニズムは最小に」というホンダのM・M(マン・マキシマム/メカ・ミニマム)思想のもと、新しいベーシックカーを目指しました。
そして現行N-ONEは、2020年にフルモデルチェンジした2代目モデルで、これをベースにさらにスポーティに仕立てられたのがRSグレードです。
そんなN-ONE RSのボディサイズは、全長3395mm×全幅1475mm×全高1545mm。
エクステリアは、ダーククロームメッキのフロントグリルモールやフォグライトガーニッシュモール、大型カラードテールゲートスポイラー、ベルリナブラックの15インチアルミホイールといった専用装備でコーディネートされ、高性能さを示すとともに、他のグレードとの差別化を図っています。
インテリアにも特別感が演出されており、RS専用の本革巻きステアリングホイールを採用。
さらに、ステッチやエアコン吹き出し口付近にはオレンジのアクセントが施されています。
パワーユニットには、最高出力64馬力・最大トルク104Nmを発揮する660ccの直列3気筒ターボエンジンを搭載し、前輪を駆動(FF)。
トランスミッションはCVTに加え、このRSグレード専用の6速MTが設定されているのが大きな魅力です。
この6速MTモデルは、エンジンからの振動や音がわずかに大きくなるという、CVTには無いMTならでは特性を逆手に取り、ホンダが独自のチューニングを実施。
周波数を分散させることで、耳障りではなく聞き応えのあるスポーティなサウンドを実現しました。
一部のユーザーからは、このサウンドがホンダがかつて展開していたフラッグシップスーパースポーツカー「NSX(初代モデル)」に似ているという声も聞かれます。
これは、N-ONE RSと初代NSXのエンジンが同じ振動数の音の成分を持っていることに起因しているようです。
また、N-ONE RS用の純正アクセサリー「ヘリテージ ホンダ コーディネート」も多数展開されており、中でも、かつてのクルマ好きの間で流行した反転文字の「TURBO」ステッカーを含む「デカール ボディキット」は、発売当時に「懐かしい!」と大きな話題となりました。
このようなN-ONE RSは、車両価格(消費税込)216万400円で現在も販売が続けられています。
軽自動車の枠を超えた本格的なスポーツ走行の楽しさと、往年のホンダスポーツの遺伝子を感じさせる細やかなディテールは、特に走り好きのユーザーに自信を持ってオススメできるモデルと言えるでしょう。
Writer: くるまのニュース編集部
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