マツダ「新マツダ3」登場し話題に! 250馬力「直4」×MTもアリ! “ハーモニック・アコースティックス”も搭載の「セダン/ハッチバック」米国で発表され反響も
マツダの北米法人は主力モデル「マツダ3」の2026年モデルを発表。機能面の向上やグレード構成が整理された新モデルに注目が集まっています。
「カーボンターボ廃止惜しい」の声も
マツダの北米法人は2025年8月19日(現地時間)、主力モデル「マツダ3」の2026年モデルを発表しました。
機能強化やグレード整理が施された新型に対し、仕様面への関心が高まっています。

マツダ3は、2003年に「アクセラ」として登場したモデルで、以来、世界戦略車として進化を続けてきました。
現行型は2019年に登場した4代目で、5ドアハッチバックと4ドアセダンの2タイプを展開しています。
北米仕様では、2.5リッター直列4気筒ガソリンエンジンを搭載し、自然吸気(186馬力)とターボ(250馬力)の2種類が用意されています。
トランスミッションは6速ATが基本で、一部グレードには6速MTやAWDも設定されています。
2026年モデルでは、グレード体系を整理するとともに装備の底上げを図りました。
まず、全車に8スピーカーの「マツダ・ハーモニック・アコースティックス」オーディオシステムを標準装備。
従来のエントリーグレードでは6スピーカー仕様でしたが、今回の改良により、グレードを問わず高音質なサウンド体験が可能となりました。
グレード構成は「2.5S」「2.5Sセレクトスポーツ」「2.5Sプリファード」「2.5Sカーボンエディション」「2.5Sプレミアム」「2.5ターボプレミアムプラス」の6種類に整理され、「2.5カーボンターボ」は廃止されています。
ボディカラーは従来通り、ソウルレッドクリスタルメタリックやマシーングレーメタリックなど全5色を継続。
価格はハッチバックが2万5550ドル(約375万円)から、セダンが2万4550ドル(約360万円)からで、前モデル比で約400ドルの上昇となっています。
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マツダ3の2026年モデルには、快適装備の強化に対して「8スピーカー化は魅力的」「装備が充実してきた」といった好意的な声が寄せられる一方で、「カーボンターボがなくなったのは惜しい」といったグレード構成の変更に対する反応も見られました。
装備と仕様の見直しを経て、2026年型は商品力を高めた構成へと刷新。今後の市場での受け止め方にも注目が集まります。
Writer: 近藤 英嗣
新型自動車解説書のテクニカルライターを経て、編集者に。自動車分野を強みとしながらも、ライフスタイル、ビジネス、不動産、旅、グルメなど幅広く取材・執筆する。





























































