「ロマンの塊のようなマシン」「過去一カッコいい」と称賛の声多数 ドゥカティの限定車「パニガーレV4 トリコローレ」ってどんなバイク? まもなく終了の関西万博イタリア館にも展示!
もうすぐ閉幕を迎える大阪・関西万博は、国際的に注目を浴びる舞台となっています。そのイタリア館で展示されているのが、ドゥカティの最新かつ特別仕様の「パニガーレV4 トリコローレ」です。イタリアの情熱と技術力を象徴するこのモデルは、どのような特徴を持つのでしょうか。

工学の芸術を体現する限定仕様「パニガーレV4トリコローレ」
現在開催中の大阪・関西万博は、世界各国が文化や技術を発信する国際的な舞台として2025年の大きな注目の的となっています。
イタリア館では「Made in Italy」を象徴する産業や文化が紹介され、その一環として「モーター・バレー」を代表するドゥカティとフェラーリの展示が行われています。
その中心に置かれているのが「パニガーレV4トリコローレ」です。
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このモデルは、ドゥカティの拠点ボルゴ・パニガーレの精神を具現化した一台であり、イタリア国旗の三色とチェッカーフラッグをモチーフにした特別カラーを採用しているのが特徴です。
スポーツ性能とレースの世界観を直感的に想起させるデザインは、観覧者の目を引きつけています。
最新世代の「パニガーレV4 S」をベースした同モデルは、上級バリエーションとして開発されたリミテッドエディションで、世界限定1000台の生産にとどまるコレクターズモデルです。
最高出力216ps/13,500rpm(米国市場では209ps/12,750rpm)、最大トルク12.3kgm/11,250rpm(米国向けは121.3Nm/11250rpm)を発揮する排気量1103ccのV4エンジンを搭載し、カーボンファイバー製ホイールやレーシングスペックのブレンボ製ブレーキシステムなど、最先端の装備が投入されています。
特に大きな特徴は、ブレンボ製T-DRIVE“フィン付き”ダブルディスクを搭載した初の量産スポーツバイクである点です。
このブレーキシステムはスーパーバイク世界選手権で使用されるレーシングディスクから派生したもので、サーキットでの長時間走行においても安定した制動力を実現。
また、カラーリングも個性的で、左右非対称のグラフィックは、イタリア国旗を意識したトリコローレと大胆なチェッカーフラッグを組み合わせたものとされています。
大阪万博に展示されたことで注目を集めたパニガーレV4トリコローレですが、SNSでも反響が寄せられました。
実際に会場を訪れた人からは「パニガーレV4トリコローレ、カッコよすぎた」という感想が投稿され、「万博でパニガーレV4Sのトリコローレ仕様みたけど、普通に欲しい」といった声も見られます。
その存在感に触れた人の中には「ロマンの塊のようなマシンだ」と評する意見もあり、「個人的には今までのパニガーレで一番かっこいい、乗りたいと思った」という熱のこもったコメントも寄せられていました。
さらに「左右でカラーリングが違うと別のバイクみたいな印象でカッコいい」と評価するユーザーも多く、「さすがイタリアって感じのデザイン」と感嘆する声も目立っています。
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関西万博のイタリア館に展示されているドゥカティ「パニガーレV4トリコローレ」は、イタリアの情熱と技術力を象徴する特別な一台です。
限定1000台のコレクターズモデルとしての希少性、最新技術を盛り込んだ装備、そして大胆なトリコローレデザインが観覧者を魅了しています。
SNSでも「ロマンの塊」と称されるなど、バイクファンから熱い注目を浴びており、関西万博におけるイタリアの存在感を際立たせる象徴的な展示となっているようです。
Writer: Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。











































