女優「工藤夕貴」の愛車「トヨタのミニバン」が“豪華ウッド内装”に! わずか1時間で「大変身」!? オシャレ“車中泊”仕様の「シエンタ」カスタムとは
女優の工藤夕貴さんが、愛車のトヨタ「シエンタ」を車中泊仕様に改造したことを自身のSNSで報告しました。80歳になるお母さまと旅をするために作られたという特別な一台は、どのようなクルマなのでしょうか。
購入直後にさっそく「デイキャンプ」を楽しんだ「“オシャレ”なミニバン」
女優の工藤夕貴さんが2025年8月6日、自身のインスタグラムを更新し、愛車のトヨタ「シエンタ」を車中泊仕様に改造したことを報告しました。
80歳になるお母さまと気兼ねなく旅をするために作られたという、こだわりの一台が注目を集めています。
![実は「アウトドア派」な工藤夕貴さんのオシャレな愛車とは[画像は映画公開イベント(2019年6月)登壇時の模様/Photo:時事通信フォト]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2026/06/jpp031758248-1.jpg)
工藤さんは1980年代から俳優・歌手として第一線で活躍し、ジム・ジャームッシュ監督作「ミステリー・トレイン」でハリウッドデビューを果たすなど、国際的にも高い評価を得てきました。
現在は静岡県富士宮市に拠点を移し、無農薬・無肥料での自然農法に情熱を注ぐなど、そのライフスタイルも知られています。
そんな工藤さんは長年の車中泊ファンであることを公言しており、これまでにも複数のキャンピングカーを所有してきました。
しかし、高齢のお母さまとの旅を考えた際に、従来の大型キャンピングカーでは小回りが利きづらく、軽キャンパーでは小さすぎると感じたことが、今回の改造のきっかけになったと語っています。
ベースとなったのは、2024年からファミリーカーとして使用していたトヨタ「シエンタ」です。
シエンタは2003年に初代が登場して以来、「日本の道路環境に合った扱いやすさ」と「コンパクトながら広い室内空間」を両立させたことで、ファミリー層を中心に支持されてきたモデルです。
工藤さんの愛車である現行型は2022年に登場した3代目で、扱いやすい5ナンバーサイズのボディや、「シカクマル」をテーマとした親しみやすいデザインが特徴です。
また、床面の地上高を330mmに抑えた低床設計や、遊び心のあるピクトグラムを用いた収納スペースなど、乗降性や実用性への配慮も行き届いています。
工藤さんの車両は、スカーレットメタリックのボディにダークグレーのルーフを組み合わせた2トーン仕様です。
今回の改造では、静岡県焼津市に拠点を置くビルダー「Yurt(ユルト)」が手がけるシエンタ専用の「VANLIFE ROOMKIT」が採用されました。
このキットの特徴は、ボディへの加工を一切行わず、約1時間で設置が可能な点にあります。
普段は2列シート5人乗りの「乗用車モード」として使用でき、簡単なシートアレンジによって大人2人が就寝可能な「ルームモード」へと変更できます。
明るいウッドで仕上げられた内装は、温かみのある空間を演出。やや暗めのボディカラーと無垢材のコントラストが、クラシックな英国車を思わせる高級感を醸し出しています。価格は59万9500円とされています。
完成した車両で早速家族とデイキャンプへ出かけたという工藤さん。
「これから色々と使い方を研究して自分なりにアレンジしていくのが楽しみ」と喜びを語っています。
お母さまには「日本中の友人をキャンピングカーで回る」という夢があったそうで、工藤さんは「今年は母と父と九州へ出掛けてみようかな?」と、夢を叶えるための旅の計画も明かしました。
この投稿には、ファンから「すっごくすっごく素敵」「ロマンがありますねー」といった温かいコメントが多数寄せられています。
家族への想いが詰まった特別なシエンタは、これから日本各地で多くの思い出を紡いでいくことでしょう。














































