日産「エルグランド“SUV”」がスゴかった! “エクストレイル顔”にリフトアップ&オフロードタイヤ装着! ゴツくてサイコーな日産京都校・学生が手掛けた「グラシア」とは!
さまざまなカスタムカーが一堂に会す「東京オートサロン」。なかでも、自動車学校の学生が生み出すカスタムカーは高い完成度で話題になりますが、2024年に日産京都自動車学校が披露した「エルグランド グラシア」はとくに注目されました。
“エクストレイル顔”にリフトアップ&オフロードタイヤ装着!
毎年、独創的なカスタムカーが会場を埋め尽くし、来場者を驚かせる「東京オートサロン」。
さまざまなカスタムカーが話題となるなか、ひときわ注目を浴びた一台として、「エルグランド グラシア」というモデルがありました。
どのようなカスタムカーなのでしょうか。

エルグランド グラシア(ELGRAND GLASSIER)は、東京オートサロン2024で日産京都自動車学校が披露したモデルです。
自動車学校系のブースは、毎年学生たちの自由なアイデアが具現化されたカスタムカーが数多く展示され、話題を呼びますが、このエルグランド グラシアの製作テーマは「自分たちの手で創り出す、未来の“新型エルグランド”」というものでした。
ベースとなったのは現行エルグランド(E52型・3代目)。そこに、現行型「エクストレイル」(前期型)の精悍なフロントマスクと、日産のクロスオーバーEV「アリア」の先進的なリアセクションを大胆に融合させています。
もちろん、これらの3台はメカニズム的には関連性がなく、全く異なる車種のパーツを移植するということで、高度な技術を要するのですが、エルグランド グラシアの仕上がりは驚くほど自然で、違和感はありません。
細部を見ると、エルグランドの車体サイズに合わせてエクストレイルのフロントマスクを縦方向に延長したり、リアにはアリアのテールランプだけでなく大型リアウイングまで移植したりと、大胆かつ緻密なテクニックが盛り込まれていることがわかります。
さらに、エルグランドにSUVの要素を取り入れたことに合わせ、車高を約4cmリフトアップし、オフロードタイヤを装着。ルーフには大型テントを設営し、「家族6人が全員でアウトドアを楽しめる一台」というコンセプトを表現しました。
ボディカラーもまた特別なものとなっており、近年のトレンドカラーであるグレー系に見えますが、これは夜明けの幻想的な空をイメージし、学生たちが独自に調合したオリジナルカラー。
朝焼けの雲をモチーフにしたオレンジが、リップスポイラーやインテリアの差し色として効果的に使われています。
そして何より驚かされるのは、この車両が実際に公認車検を取得し、ナンバー付きで公道を走行できる状態で展示されていた点です。
これは、日産京都自動車学校の技術力の高さを物語っていると言えるでしょう。
Writer: くるまのニュース編集部
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