トヨタ“新”「ランドクルーザー」登場! 300馬力超え「直4ターボ“ハイブリッド”」搭載! カクカクデザインがイイ加国の「新モデル」どんな感じ?
トヨタの伝説的な本格SUV「ランドクルーザー」の2026年モデルが、カナダ市場で正式に発表されました。3つの個性的なグレードで展開されるという新モデルは、はたしてどのような仕様と価格なのでしょうか。
3つのグレードで展開!
トヨタのカナダ法人は2025年9月9日、新型「ランドクルーザー」の2026年モデルを発売したと発表しました。
現行の「ランドクルーザー」(日本名ランドクルーザー250)は、“どこへでも行ける”という理念を体現する耐久性と悪路走破性で世界的に知られるトヨタの本格SUVで、カナダ市場では2024年に約35年ぶりに復活を果たしています。

新世代のTNGA-Fラダーフレームを採用し、カナダでは、2.4リッターターボエンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドパワートレイン「i-FORCE MAX」を全車に標準搭載しています。
パワートレインはシステム総合で最高出力326馬力、最大トルク465lb-ft(約630Nm)を発揮し、最大6000ポンド(約2722kg)の牽引能力を誇ります。
また、先進の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense 3.0」と、ワイヤレスのApple CarPlayおよびAndroid Autoに対応した「トヨタマルチメディア」システムを全グレードに標準装備。
さらに、マルチゾーンオートエアコン、ヒーター付きフロントシート、ヒーター付き本革巻きステアリングといった快適装備も全車に備わります。
2026年モデルは、個性的な3つのグレードで構成されます。
ベースとなる「1958」は、米国に初めてランドクルーザー(FJ25)が導入された1958年にちなんだ名称を持つグレードです。
ランドクルーザーを象徴する丸型LEDヘッドライトと「TOYOTA」ロゴ入りヘリテージグリルを採用したレトロな仕様で、オフロード機能として「クロールコントロール」を標準装備。ボディカラーは2色から選択できます。
中核グレードの「ランドクルーザー」は、モダンな角形LEDヘッドライトを装備し、ディスプレイを12.3インチに大型化するなど快適性を強化。
さらに「マルチテレインセレクト」や「スタビライザーディスコネクト(スタビライザーの結合を切り替える機構)」を搭載し、オフロード性能を高めています。ボディカラーはツートーンを含む5色が用意されます。
最上級の「プレミアムパッケージ」は、20インチアルミホイール、14スピーカーのJBLプレミアムオーディオ、ヘッドアップディスプレイ、本革シートなどを備えた豪華仕様です。ボディカラーは専用のツートーンを含む6色から選択可能です。
価格は、「1958」が7万1055カナダドル(約758万円)、「ランドクルーザー」が7万9825カナダドル(約852万円)、「プレミアムパッケージ」が8万6042カナダドル(約918万円)となっています。
Writer: 佐藤 亨
自動車・交通分野を専門とするフリーライター。自動車系Webメディア編集部での長年の経験と豊富な知識を生かし、幅広いテーマをわかりやすく記事化する。趣味は全国各地のグルメ巡りと、猫を愛でること。


































