トヨタ新「“5人乗り”スポーツカー」発表! 1.6リッターで「300馬力」超え&全長4.4m級の「ちょうどいいサイズ」採用! 走行性能強化の「GRカローラ」が販売店でも話題に
TOYOTA GAZOO Racingは2025年9月18日に「GRカローラ」の一部改良モデルを発表しました。なかでも最も安く購入できるモデルは、一体どのような仕様なのでしょうか。
2025年9月18日、トヨタは「GRカローラ」の新たな一部改良モデルを発表しました。さっそく販売店ではどのような反響があるのでしょうか。
TOYOTA GAZOO Racing(TGR)は2025年9月18日、一部改良を行って進化した「GRカローラ」を発表しました。
走行性能や装備が進化した新カローラについて、販売店ではどのような反響があるのでしょうか。

GRカローラは2023年に発売されたクルマで、5ドアハッチバック「カローラスポーツ」をベースに、モータースポーツから得た技術を反映した専用設計モデルとなっています。
ボディサイズは全長4410mm×全幅1850mm×全高1480mm。乗車定員は5名です。
パワートレインには、高性能ターボエンジン1.6リッター直列3気筒ターボ「G16E-GTS型」(304ps・370Nm)とスポーツ4WD「GR-FOUR」を組み合わせ、優れた走行性能を実現しています。
2024年8月には北米で大幅改良モデルが登場し、日本では2025年3月に発売されました。
GRヤリスで採用された8速AT「GR-DAT」の追加設定や、最大トルク400Nmへの向上、シャシ剛性やABS制御の改良、サーキットモードの新設定などが盛り込まれています。
そして今回、さらなる一部改良が実施されました。スーパー耐久シリーズなどの国内レース活動を通じて得た知見を活かし、街中から過酷な環境まで対応する走りを追求しています。
ボディ骨格では、構造用接着剤の塗布量を従来比+13.9m(計32.7m)に延長。フロント・フロア・リアホイールハウス周辺の剛性を高め、質量増加を抑えつつ高い一体感を実現しています。
パワートレインでは、エンジン高回転時に作動する2次吸気口にクールエアダクトを追加。外気を直接取り込むことで吸気温度を下げ、高温環境下でも安定した出力を維持します。
さらに「JBLプレミアムサウンドシステム」は、サブウーハー追加で9スピーカー構成に進化したほか、「アクティブサウンドコントロール(ASC)」も新搭載しています。
GRカローラ 改良モデルの価格(消費税込)は6速MT車が568万円、GR-DAT車が598万円です。
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また今回の改良にあわせ、既存のGRカローラにもソフトウェアアップデートが実施されます。2025年3月モデルと同等のスペック向上が図られ、トルクアップやGR-FOUR制御の変更が提供される予定です。
抽選販売だった初期とは異なり、供給体制も見直され、より多くのユーザーに進化した走りを届けられるようになります。既存オーナー向けにはアップグレードプログラムも用意され、満足度向上が期待されます。
新GRカローラの反響について、販売店の担当者は「抽選販売だった頃からずっと待っていた」という声もあったそうで、供給体制の改善によりようやく購入できると喜ぶユーザーが目立つと話しています。
別の店舗では「サーキットモードやASCなど、走りの演出面でも注目度が高い」との声もあり、試乗希望が早くも多数寄せられるなど、好反応が広がっています。
なお、新モデルは発表当日から受注開始、発売は2025年11月3日予定です。
Writer: シープロダクション
自動車を中心とした記事制作を手がけている制作ユニット。わかりやすく読みやすい構成を意識し、新車情報やカーライフに役立つ知識まで幅広く発信している。クルマ好きはもちろん、ライトユーザーでも楽しめるコンテンツを心がけている。














































































