“14年ぶり復活”のトヨタ「レビン」にまもなく「新型モデル」登場! 2.0リッターエンジン搭載&引き伸ばしボディ採用! 大口顔の「新セダン」中国に登場へ
中国仕様の「レビン」に新たなマイナーチェンジモデルが登場することが、中華人民共和国工業情報化部(通称:工信部)のサイトで判明しました。どのようなモデルなのでしょうか。
トヨタ新「レビン」!?
トヨタのベーシックカーとして長い歴史を誇るカローラは、現在まで多くの派生モデルを生んできたことでも知られていますが、中でも人気・知名度ともに高いのがスポーティモデルの「カローラレビン」ではないでしょうか。
1972年にカローラクーペをベースに誕生したレビンは、1.6リッターのDOHCエンジンを搭載したホッテストモデルとしてリリースされており、2000年に姿を消すまで7世代に渡って販売され、4代目の「AE86」型は特に高い人気を誇っています。
![新「レビン」登場へ![画像:中華人民共和国工業情報化部(通称:工信部)]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2026/09/f878ebec6d1386d71675ea53a1889159.jpg?v=1758708611)
そんなレビンの名前は前述の通り、2000年に7代目モデルの終了とともに消滅してしまっていますが、中国では2014年にその名前が復活し、広汽トヨタが販売するカローラの兄弟車として現在は2代目モデルが販売中となっているのです。
現在販売中の2代目レビンはカローラの兄弟車となっていますが、日本仕様とは異なるグローバルモデルとなっており、ボディサイズが一回り大きくなっていることが大きな違い。
また中国仕様のカローラはどちらかというとラグジュアリーな雰囲気を持つエクステリアデザインが与えられているのに対し、中国仕様のレビンは日本仕様と同じキーンルックのフロントマスクが与えられてアグレッシブな雰囲気となっているのも特徴です。
ただフロントバンパーのデザインなどは日本仕様よりもよりスポーティーな形状のものとなっていますが、これは北米などで販売されている海外仕様のカローラにも同様のバンパーが備わっており、中国仕様独自のものというワケではないようです。
そんな中国仕様のレビンとカローラですが、先日マイナーチェンジ版と思われる画像が中華人民共和国工業情報化部(通称:工信部)のサイトで確認できることが話題となりました。
カローラについては新たにプリウスなどに採用されているハンマーヘッドデザインのフロントマスクが与えられ、イメージが一新されるようですが、レビンについてはエクステリアデザインの変更はなく、ホイールベースが50mm伸ばされたロングホイールベース版となるとのこと。
現在は、「レビンGT」と呼ばれるロングホイールベース版が別に存在していますが、通常モデルをロングホイールベースに統一することでモデルの集約を図る狙いがあるのかもしれません。
また搭載されるエンジンについても、1.8リッターのハイブリッドと2.0リッターのガソリンエンジンが設定されるようで、現在の1.2リッターターボと1.5リッターガソリンは廃止され、レビンGTに用意されていた2.0リッターを通常モデルに設定する形になるとされています。
日本仕様のカローラ(セダン)はそもそもボディサイズが異なることから、すぐに中国仕様と同じエクステリアデザインが採用されるということはないと思いますが、現在までエクステリアデザインの大きな変更を伴う改良はなされていないので、もしかするとこのどちらかの要素を持ったデザインが採用される可能性もあるかもしれません。
Writer: 小鮒康一
1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後になりゆきでフリーランスライターに転向という異色の経歴の持ち主。中古車販売店に勤務していた経験も活かし、国産旧車を中心にマニアックな視点での記事を得意とする。現行車へのチェックも欠かさず活動中。































