日産「新型スカイライン」!? 4連「丸」テール&450馬力「V6」+MT採用!? ツルツルボディの「スポーティセダン」! 10年以上ぶりの全面刷新を大胆予想したCGが登場
日産「スカイライン」は、現在13代目となるモデルが現行型としてラインナップされていますが、2014年2月に登場してからすでに11年以上が経過しており、次期モデルの動向に注目が集まっています。そんな中「kelsonik」が、新型インフィニティ「Q50(日産 スカイラインの海外での名称)」のCGを公開しています。
新型スカイライン!?
日産を代表する車種のひとつである「スカイライン」は、現在13代目となるモデルが現行型としてラインナップされていますが、2014年2月に登場してからすでに11年以上が経過しており、次期モデルの動向に注目が集まっています。
一時は消滅というウワサもありましたが、2025年5月に発表された日産の経営再建計画の中で次期スカイラインの開発が進められていることが明らかとなりました。

そんな情報を受けてか、インスタグラムで新型車の予想デザインを公表している「kelsonik」が、新型インフィニティ「Q50(日産 スカイラインの海外での名称)」のCGを公開しています。
一説にはクロスオーバーSUVモデルになるという説もある次期型スカイラインですが、氏の予想デザインでは従来モデルと同じくスポーツセダンとなっており、スカイラインのアイデンティティでもある丸型4灯テールランプが採用されると予想。
またパワートレインには最高出力約450PSを発生させるV型6気筒3リッターのターボエンジンが搭載され、マニュアルトランスミッションもオプションで設定されることを想定しているとのこと。
このパワートレインについて詳細の言及はありませんでしたが、現行スカイラインや改良型フェアレディZに搭載されているVR30DDTT型を想定していることは間違いなく、すでにスカイラインやフェアレディZのNISMOモデルでは420PSを発生していることから、約450PSまで高めることも造作もないことだと思われます。
また現行型のスカイライン及びQ50には一部仕向地用のディーゼルモデル以外にはMT車の設定はありませんでしたが、スポーツセダンということでMTの設定も想定しているということのようです。
エクステリアのデザインはスポーツセダンらしいスタイルに、現行型との共通感を覚えるリアドア後部の処理をプラス。ドアノブはフラットな格納式とすることで空力性能の高さを感じさせるものとなっています。
そしてフロントマスクには最新のインフィニティ「QX80」や「QX60」が採用しているグリルデザインを与え、大型のインテークを備えることでスポーティーさを強調。この特徴的なフロントマスクは2018年のデトロイトモーターショーで発表された「Qインスピレーション コンセプト」を思わせるものとなっており、発表から7年が経過してもなお未来的なスタイルとなっています。
残念ながら現在、セダンモデルは不人気ジャンルとなってしまってはいますが、2023年夏に発表された「スカイラインNISMO」は1000台の限定分が早々に完売するなどスポーツセダンを求めるユーザーは少なからず存在していることは間違いありません。次期型スカイラインもぜひスポーツセダンの系譜を絶やすことなく続けて欲しいところです。
Writer: 小鮒康一
1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後になりゆきでフリーランスライターに転向という異色の経歴の持ち主。中古車販売店に勤務していた経験も活かし、国産旧車を中心にマニアックな視点での記事を得意とする。現行車へのチェックも欠かさず活動中。























