新車50万円の斬新「“ミニ”軽トラ」!? 全長2m級の「“1人乗り”モデル」とは? しっかりルーフ装備&“全幅1m”の「ビベルトラック」が人気ってマジ?
EVメーカー「バブル」(神奈川県伊勢原市)は、超小型EV「ビベルトラック」を展開中。 公道走行可能な“ミニ軽トラ”として注目され、ユーザーの反響も広がっています。
バブルの「ビベルトラック」がじわり人気
神奈川県伊勢原市に本社を構えるEVメーカー「バブル」は、超小型EVトラック「VIVEL TRUCK(ビベルトラック)」を展開しています。
“ミニ軽トラ”サイズながら、公道走行が可能な実用性を備えた車両として注目されており、今回は同社の担当者に展開状況やユーザーの反応について話をうかがいました。

バブルは、もともとEVバイクや三輪タイプの「ビベルトライク」を手がけるメーカーです。
ビベルトライクは、狭い道路事情にも対応するコンパクトな車体で、普通免許で運転可能な点が支持されており、ヘルメット着用義務や車検・車庫証明も不要。維持費も250cc以下のバイクと同水準で、100kmあたり約150円(※2025年9月時点)という経済性も魅力です。
そのビベルトライクの特性を受け継ぎ、トラックタイプとしてラインナップに加わったのがビベルトラックです。
全長2050mm×全幅1040mm×全高1620mmのミニサイズながら、荷台にはトノカバーを備え、雨天時でも安心して荷物を運べる仕様。
最高速度は約37~40km/h、航続距離は65kmで、家庭用コンセントで充電可能です。
三輪EVとして設計されており、普通免許(AT限定可)で運転できるほか、車検・車庫証明も不要。バイク感覚で使える手軽さが特徴で、高齢者のセカンドカーや子どもの送迎用途としても注目されています。
搭載されるのはリードアシッドバッテリーと1500Wモーターで、買い物や配達など日常使いに適した低コスト・低燃費の一台です。
価格は1500Wモデルで約50万円(消費税込)となっています。
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ビベルシリーズは着実にラインナップを拡充しており、多様なモデルを展開。なかでも主力モデルとなるビベルトライクは、発売から1年が経過し、累計販売台数300台を突破。
大々的な広告や全国展開を控えた段階ながら、口コミや紹介を中心に急速に普及が進んでいます。
そんなビベルトライクや、ビベルトラックを含む反響について、担当者は以下のように話します
「お問い合わせは非常に多く、日常利用に加え、介護施設や観光業などビジネス用途での導入も広がっています。
1年間を通じて安定した品質とサポート体制が好評で、安心感につながっています」
さらに、自治体との連携により、ふるさと納税の返礼品としての提供も開始。地域振興とEV普及の両立を目指す取り組みとして、全国からの注目を集めています。
担当者は「全国からの注目を集めることで、地域振興とEV普及を同時に推進してまいります」と意気込みを語っています。
販売網の整備も進んでおり、全国的に代理店が増加。購入後の整備・サポート体制が一層強化されているほか、今後は地域密着型のアフターサービス展開も予定されています。
電動モビリティの新たな選択肢として、ビベルシリーズは今後さらに注目を集めそうです。
Writer: 青田 海
2023年4月よりライターとして活動を開始。初心者にもわかりやすく読みやすい構成を心がけ、自動車を中心に新車情報、カーライフにまつわる話題など幅広い記事を執筆している。芸能分野に詳しい。









































