約520万円! トヨタ新「カローラ“GLiハイブリッド”」登場! “割り切り”仕様の「4ドアセダン」! 1.8リッター「直4」搭載の墨国の新モデルとは
トヨタのブラジル法人は2025年9月5日、4ドアセダン「カローラ ハイブリッド」のラインナップに新モデル「カローラGLiハイブリッド」を追加し、発売しました。
GLiハイブリッド登場
トヨタのブラジル法人は2025年9月5日、現地で生産している4ドアセダン「カローラ ハイブリッド」のラインナップに新モデル「カローラGLiハイブリッド」を追加し、発売しました。
カローラは1966年の初代登場以来、世界累計で5000万台以上を販売してきたグローバルベストセラーモデルです。現行モデルは12代目にあたり、各国の事情に合わせた仕様が展開されています。

ブラジルで生産・販売されるカローラ ハイブリッドは、同国特有の燃料事情を踏まえたフレックス燃料に対応しているのが特徴です。
ガソリンはもちろん、再生可能資源であるサトウキビ由来のエタノール、あるいは両者を混合した燃料を利用でき、エンジンが燃料に応じて自動的に燃焼条件を最適化します。ブラジルのエネルギー環境に根ざした設計といえるでしょう。
そんなカローラ ハイブリッドの新グレードが今回発表されたGLiです。既存グレード「アルティス」が個人向けであるのに対して、GLiは企業向けとなっており、装備や加飾が簡略化されています。
たとえば外装ではフォグランプが省略され、タイヤ&ホイールは小径化されています。内装では運転席の調整が電動式から手動式に、メーターパネルが全面デジタルからアナログ(一部デジタル)になるなど、必要十分な内容に整理されています。
パワートレインは1.8L直列4気筒エンジンとモーターの組み合わせで、システム最高出力は122馬力。燃費(現地の公的認証機関データ)は市街地で17.5km/L、高速道路で15.2km/Lとなっています。
価格は18万9000レアル(約520万円)。タクシー事業者やPCD(障がい者向け販売制度)の利用者には最大18%の割引が適用されます。環境性能に優れたハイブリッド車の普及を後押しする狙いが込められています。
Writer: 近藤 英嗣
新型自動車解説書のテクニカルライターを経て、編集者に。自動車分野を強みとしながらも、ライフスタイル、ビジネス、不動産、旅、グルメなど幅広く取材・執筆する。







































































