トヨタ「新ランドクルーザー」登場! 2.4リッター「直4」ターボ“ハイブリッド”搭載! カクカクボディの本格SUV米国2026年モデルとは
トヨタの北米法人は2025年9月9日、「ランドクルーザー」(日本名:ランドクルーザー250)の2026年モデルを発売しました。どのようなモデルなのでしょうか。
新たなカクカクSUV誕生
トヨタの北米法人は2025年9月9日、「ランドクルーザー」(日本名:ランドクルーザー250)の2026年モデルを発売しました。
ランドクルーザーは1951年に登場した通称トヨタ・ジープ(BJ型)をルーツとする本格クロスカントリー車です。70年以上にわたって、堅牢なラダーフレーム構造と高い悪路走破性を武器に、世界中の過酷な環境を走り抜け、信頼を積み重ねてきました。

現在はフラッグシップ系(300系)、ヘビーデューティー系(70系)、ライトデューティー系(250系)の3系統で展開されており、このうち北米市場で販売されているのはライトデューティー系です。
パワーユニットは2.4リッター直列4気筒ガソリンターボエンジンに、モーター機能付きオルタネーター(モータージェネレーター)と48Vリチウムイオンバッテリーを組み合わせたマイルドハイブリッドシステムです。
現地では「i-FORCE MAXハイブリッド」と呼ばれています。最高出力326馬力、最大トルク465lb-ftを発生し、8速ATとフルタイム4WDを組み合わせています。
グレード体系は標準仕様と「1958」の2種類。1958はランドクルーザーが北米市場に正式導入された年に由来します。丸型ヘッドライトと加飾を抑えたレトロなデザインが特徴です。
標準仕様は1958をベースとし、長方形ヘッドライトを採用。バンパー両側をボディ同色化し、ロアプロテクターにはメタル調加飾を施すことで精悍さを強めています。インテリアは質感を高めた仕立てとし、快適装備のさらなる拡充も図られています。
ボディカラーはホワイト、パール、ダークグレー、ブラック、ブロンズ、ブルー、ベージュの7色。ブルーとベージュはホワイトルーフとのツートーン仕様です。
価格は標準仕様が6万3275ドル(約930万円)、1958が5万7200ドル(約840万円)。2025年モデルと比べてそれぞれ1805ドル(約25万円)、500ドル(約8万円)の値上げとなります。
Writer: 近藤 英嗣
新型自動車解説書のテクニカルライターを経て、編集者に。自動車分野を強みとしながらも、ライフスタイル、ビジネス、不動産、旅、グルメなど幅広く取材・執筆する。





























































