0-100km/h加速「わずか2.5秒」! ドゥカティ「“新”最速モデル」発表! MotoGPの技術を注ぎ込んだ限定車「ディアベルV4 RS」登場 量産バイク最速の加速性能を実現
ドゥカティは、2025年9月12日に限定モデル「Diavel V4 RS(ディアベルV4 RS)」を発表しました。
さらなる快楽へといざなう特別な一台
ドゥカティは、2025年9月12日に限定モデル「Diavel V4 RS(ディアベルV4 RS)」を発表しました。
同モデルは、各部にアップデートを施すことで、さらに獰猛な性能を実現しています。

ディアベルV4 RSには、排気量1103ccのデスモセディチ・ストラダーレエンジンが搭載されており、最高出力182馬力(133.8kW)/11,750rpm、最大トルク120Nm(12.2kgm)/9,500rpmを発揮します。
デスモドロミックバルブ機構を採用したこのエンジンは非常に広い出力特性を持ち、低回転域から中回転域では滑らかなレスポンスを示し、高回転域ではスポーティな走りを実現する大型ロードスターとなっています。
「ディアベル」シリーズは以前から驚異的な加速性能で知られていますが、今回の「RS」グレードではMotoGP由来のデスモセディチ・ストラダーレエンジンと逆回転クランクシャフトにより、その限界をさらに押し広げています。その結果、ドゥカティ史上最高の0-100km/h加速性能を達成。ドゥカティのMotoGPライダーであるマルク・マルケス選手による試乗では、わずか2.52秒という驚異的なタイムを記録しました。
外観面では、エアインテークからシングルシートカウル、マッドガード、タンクカバーに至るまで、すべてをカーボンファイバー製にすることで、よりスポーティな印象を強調しています。この変更により車両重量が3kg軽量化されています。
足回りに目を向けると、48mmのオーリンズNIX30フロントフォークと、フル調整式オーリンズSTX 46リアショックアブソーバーを装備。ブレーキシステムはスーパースポーツモデル「パニガーレV4」と同等のものを採用し、ボッシュ・ブレンボABS 10.3MEコーナリングブレーキシステムと330mm径フロントディスク、ブレンボStylema 4ピストンラジアルキャリパーを搭載しています。
また、17インチ鍛造アルミホイールにはピレリ製ディアブロロッソIVタイヤ(フロント120/70 ZR17、リア240/45 ZR17)を装着し、優れたグリップ力を確保しています。
電子制御システムも充実しており、3段階のパワーモード(ハイ、ミディアム、ロー)、4つのライディングモード(レース、スポーツ、ツーリング、ウェット)、ドゥカティ ウィリーコントロール(DWC)、ドゥカティ トラクションコントロール(DTC)などが搭載されています。
専用「RS」カラーリングを施されたディアベルV4 RSには、チェントロスティーレ・ドゥカティ(ドゥカティ・スタイルセンター)がデザインしたRSロゴが、カラーリングやハンズフリーイグニッションキー、ダッシュボードグラフィックなどに施されています。さらに、シリアルナンバーが刻まれたリアシリンダーヘッドカバーも特徴的です。
その他の装備として、キーオン時に表示される専用ダッシュボードアニメーションや、5インチTFTダッシュボード、DRL(デイライムランニングライト)とドゥカティコーナリングライトで構成されたフルLEDヘッドライト、USBポート、ターンバイターンナビゲーションなども備えられています。
なお、ディアベルV4 RSは欧州では今年12月から販売店に届く予定で、米国では1か月遅れ、その他の地域への供給はその後、数か月かけて順次行われる見込みです。
Writer: くるまのニュース編集部
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