3.5リッター「V6」×9速AT搭載! 全長5.3mのホンダ新「リッジライン」発表! 約600万円&黒い「ブラックエディション」もイイ“ピックアップトラック”米国に登場
ホンダの北米法人は2025年9月9日、現地で生産しているピックアップトラック「リッジライン」の2026年モデルを発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。
ホンダの新「リッジライン」!
ホンダの北米法人は2025年9月9日、現地で生産しているピックアップトラック「リッジライン」の2026年モデルを発表しました。
リッジラインは2005年にデビューした北米向けピックアップトラックです。競合車の多くが古典的なラダーフレーム構造を採用しているのに対して、リッジラインは乗用車と同様のモノコックボディを基本に強固なフレームを組み合わせた独自構造となっています。

現行モデルは2016年登場の2代目にあたります。ボディサイズは全長210.2in(5340mm)×全幅78.6in(1996mm)×全高70.8in(1798mm)×ホイールベース125.2in(3108mm)。
ユニークなのはテールゲートの開閉が下向きにも横向きにも可能な点で、荷台へのアクセス性を高めています。また、荷台床下に設けられた大型収納スペースは、キャンプ用品や工具などはもちろん、氷を入れてクーラーボックスとしても活用できます。
パワートレインは最高出力280馬力、最大トルク262 lb-ftを発生する3.5リッターV型6気筒ガソリンエンジンに9速ATが組み合わされており、トルクベクタリング4WDと四輪独立懸架サスペンションと相まって、ピックアップトラックの常識を覆す卓越した操縦安定性を実現しています。
今回発表された2026年モデルでは、オフロード志向を高めたグレード「トレイルスポーツ」に専用ボディカラーとして「アッシュグリーン・メタリック」を新たに設定。自然の風景に溶け込むような色合いにより、トレイルスポーツの個性をより引き立てています。
また、外装パーツのブラックで統一したグレード「ブラックエディション」にはブラックルーフを新たに設定。ツートーン仕様により、精悍な印象をさらに強めています。
グレード体系は従来と同様、スポーツ、RTL、トレイルスポーツ、ブラックエディションの4タイプ。価格は4万595ドル(約600万円)から。2025年モデルと比べ最大845ドル(約12万円)の値上げとなります。
Writer: 近藤 英嗣
新型自動車解説書のテクニカルライターを経て、編集者に。自動車分野を強みとしながらも、ライフスタイル、ビジネス、不動産、旅、グルメなど幅広く取材・執筆する。
























































