リッター18キロ走る! BMW新「コンパクトSUV」登場! 日本にジャストサイズな全長4.5m級ボディ採用の「X2 xDrive20d」追加
BMWのスタイリッシュなSAC(スポーツ・アクティビティ・クーペ)「X2」のラインナップに、新たにクリーン・ディーゼル・モデルが追加されました。48Vマイルドハイブリッドシステムを搭載し、パフォーマンスと燃費を兼ね備えた注目の一台です。
人気のコンパクトSACに待望のディーゼルモデルを投入
BMWの日本法人は2025年9月9日、プレミアム・コンパクトSAC「X2」のラインナップに新たなディーゼル仕様「X2 xDrive20d M Sport」を追加したと発表しました。
同日から全国の正規ディーラーで販売を開始し、納車は9月中旬以降が予定されています。

BMW「X2」は、SUVの力強さとクーペのスポーティなスタイルを融合させた「スポーツ・アクティビティ・クーペ(SAC)」です。2018年に初代が登場し、2023年には2代目(型式:U10)が発表されました。
現行モデルはボディを拡大し、立体的なキドニーグリルやクーペ調のルーフラインなど、よりダイナミックなデザインを採用。
インテリアにはBMWカーブド・ディスプレイや最新OS「BMW Operating System 9」を搭載し、高いデジタル体験を実現しています。
日本市場ではガソリン、ハイパフォーマンスMモデル、ピュアEV(電気自動車)の「iX2」と幅広い選択肢を展開してきましたが、今回ディーゼル仕様が加わったことでラインナップはさらに強化されました。
今回発表された「X2 xDrive20d M Sport」には、2リッター直列4気筒クリーンディーゼルエンジンに48Vマイルドハイブリッドシステムを組み合わせた最新パワートレインを搭載。
エンジン単体では最高出力150馬力・最大トルク360Nmを発生し、システム総合では163馬力・400Nmを発揮します。トランスミッションは7速デュアルクラッチトランスミッション(DCT)、駆動方式は4WD システムのxDriveを採用しています。
ボディサイズは全長4555mm×全幅1845mm×全高1575mm、ホイールベースは2690mm。車両重量は1750kgで、WLTCモード燃費は18.6km/Lを実現。アダプティブMサスペンションを標準装備し、快適性と俊敏なハンドリングを両立します。
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X2 xDrive20d M Sportの車両価格(消費税込)は672万円に設定されており、既存のガソリン仕様「20i」(646万円)、Mパフォーマンス仕様「M35i xDrive」(824万円)、EVモデル「iX2」(758万円)と合わせ、X2シリーズの選択肢は一層充実しました。
力強く経済的な走りを可能にするディーゼル仕様が加わったことで、X2はスタイリッシュなデザインや実用性に加え、燃費性能を重視するユーザー層にも訴求できるモデルへと進化したといえます。
Writer: 佐藤 亨
自動車・交通分野を専門とするフリーライター。自動車系Webメディア編集部での長年の経験と豊富な知識を生かし、幅広いテーマをわかりやすく記事化する。趣味は全国各地のグルメ巡りと、猫を愛でること。





























