トヨタ新型「C-HR」初公開へ! 340馬力超えもアリ&全長4.5m級「ちょうどいいサイズ」採用! 最新サメ顔の「+」仏国で登場へ

トヨタが、斬新なデザインで人気のコンパクトSUV「C-HR」の名を継ぐ、新型の電気自動車「C-HR+」をフランスのモーターショーで現地初公開しました。いったいどのような特徴を持つモデルなのでしょうか。

新型クーペSUV「C-HR+」を一般初公開

 トヨタのフランス法人は2025年9月10日(現地時間)、新型の100%電気自動車(BEV)である「C-HR+」を、同年9月24日から28日まで開催されるリヨン・モーターショーでフランスの一般向けに初公開すると発表しました。

 C-HR+は、かつて日本でも販売され、そのクーペのようなスタイリングで人気を博したコンパクトSUV「C-HR」のコンセプトを受け継ぐBEV専用モデルです。

横一文字ライトとクーペ風ボディがカッコイイ!
横一文字ライトとクーペ風ボディがカッコイイ!

 プラットフォームには電動車専用の「e-TNGA」を採用し、ボディやインテリアも独自に設計された新たなモデルとして開発されました。

 トヨタはハイブリッド車、プラグインハイブリッド車、そして100%電気自動車というマルチテクノロジー戦略を推進しており、C-HR+の投入は、欧州の主要市場であるCセグメントSUVの電動化を加速させる重要な一手となります。

 今回フランスで初公開されるC-HR+は、全長4520mmのボディに対し、2750mmという長いホイールベースを確保することで、広々とした室内空間を実現しているのが大きな特徴です。

 特に前席と後席の乗員間距離は900mmを確保し、同セグメントの期待を超える居住性を実現しています。荷室容量も416リットルと、日常使いに十分なスペースが備わっています。

 エクステリアは、ハンマーヘッドモチーフのフロントフェイスと、流れるようなルーフラインを持つクーペシルエットが、現代のトヨタEVらしい先進的で大胆な印象を与えます。

 パワートレインは、顧客の多様なニーズに応えるため、複数の選択肢が用意されます。バッテリー容量は57.7kWhと77kWhの2種類、駆動方式は前輪駆動(FWD)と全輪駆動(AWD)が設定されます。

 最高出力は123kW(約167馬力)から、AWD仕様では252kW(約343馬力)に達し、欧州で販売されるトヨタ車の中でも最もパワフルなモデルの一つとなります。航続距離は仕様によって最大600km(WLTP複合サイクル)を見込んでいます。

 リヨン・モーターショーは、2023年には7万6000人以上が来場したフランスの主要な自動車イベントであり、トヨタは今回、C-HR+のほか、改良された「bZ4X」や、ハイブリッド車、プラグインハイブリッド車のフルラインナップを展示。一部モデルでは来場者向けの試乗も予定されています。

 なお、プレスカンファレンスは9月23日に行われ、トヨタ・フランスの社長やマーケティングディレクターへのインタビューも予定されています。

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Writer: 佐藤 亨

自動車・交通分野を専門とするフリーライター。自動車系Webメディア編集部での長年の経験と豊富な知識を生かし、幅広いテーマをわかりやすく記事化する。趣味は全国各地のグルメ巡りと、猫を愛でること。

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