3連休の「お出かけ前に要チェック」! 高速道路が「最大半額」に! 知らなきゃ損するETCの「画期的サービス」とは?
3連休に高速道路を使って出かける人も多いはず。そんなとき、高速料金を「格安」にできるETC割引を知っておくとオトクにお出かけすることができます。本記事では休日割引や深夜割引、旅行向け周遊パスまで、お得に使えるサービスを紹介します。
「ETC割引サービス」にはどんなものがある?
2025年9月13日から15日までの3連休は、秋の行楽シーズンの幕開けを告げるタイミングとあって、多くの人がクルマでの旅行を計画しているのではないでしょうか。
特にこの時期は紅葉には少し早いものの、少し涼しい気候のなかでドライブを楽しめるため、各地の観光地やレジャースポットが賑わいを見せる時期でもあります。
しかし一方で、高速道路の渋滞は避けて通れない課題です。
そんなときにぜひ知っておきたいのが、ETCを利用した割引制度です。

そもそもETC割引はなぜ存在するのでしょうか。
その背景には、高速道路の利用が特定の時間帯や区間に集中して渋滞が起きやすいという事情があります。
割引制度はこの偏りを緩和し、利用を分散させる目的で導入されました。
つまり、空いている時間や地域では料金を安くする一方で、混雑が見込まれる区間や日程は割引が適用されない仕組みになっています。
最も有名なETC割引といえば「休日割引」です。
土日祝日に地方部の高速道路料金が30%引きになる制度で、行楽ドライブの強い味方となってきました。
しかし注意が必要なのは、適用外となる日や区間が増えている点です。
とりわけ今回のような3連休や大型連休、年末年始などは「休日割引適用外」となるケースが多く、首都圏などの大都市圏エリアは常時対象外とされています。
観光地へのアクセスが集中するタイミングで割引が使えないのは不満の声もありますが、その代わりに利用できる割引も存在します。
例えば「深夜割引」。これは午前0時から午前4時までにETCを利用すると一律30%引きになる制度です。
深夜発のドライブや遠方への長距離移動にはうってつけで、大都市圏の利用者にも恩恵があります。渋滞を避けられるだけでなく、交通量の少ない時間に移動できる点も魅力です。
さらに日常利用者に嬉しいのが「平日朝夕割引」です。
対象となるのは平日の午前6時から9時、夕方の午後5時から8時までに走行した場合で、月の利用回数に応じてポイント還元が受けられます。
5回以上で30%、10回以上で50%分が還元され、最大で100km相当まで割引が適用されるという仕組みです。
このサービスを利用するには「ETCマイレージサービス」への登録が必要ですが、登録料や年会費は無料。
走行距離に応じたポイントも付与されるため、通勤や出張などで高速道路を頻繁に使う人には大きなメリットがあります。
そして旅行計画にぜひ活用したいのが「高速道路周遊パス」です。
これは出発地から目的地周辺のエリアであらかじめ設定されたプランを購入すると、一定期間内ならそのエリア内の高速道路を定額で何度でも乗り降りできるというものです。
例えば観光地を巡る際、目的地ICが混雑していたとしても、少し先のICで降りてアクセスしたり、近隣の景勝地や道の駅に立ち寄ったりと、自由度の高い旅行が可能になります。
計画を柔軟に変更できる点は、大人数の家族旅行や友人とのドライブにもぴったりです。
このように、高速道路のETC割引やサービスは多様化しており、使い方次第で大きな節約や快適な移動につながります。
特にこれからの3連休や秋の行楽シーズンは交通量が増えることが予想されるため、あらかじめ適用可能な割引制度を確認しておくことが重要です。
旅行前にETCマイレージサービスへ登録したり、周遊パスの対象エリアを調べておくだけで、出費を抑えつつスムーズな移動が実現できます。
せっかくの休暇を楽しむためにも、渋滞に悩まされる時間を少しでも減らし、効率よく目的地に到着したいものです。
ETC割引制度を上手に活用すれば、経済的にも精神的にも余裕のあるドライブが叶うでしょう。
2025年9月の3連休、出かける前に一度、自分の旅行計画にどのサービスが最適かを確認してみてはいかがでしょうか。
Writer: くるまのニュース編集部
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