“小さすぎる”「ガードレール」が話題に! 「やれることをやってて偉すぎる」傷だらけの物言わぬ「静かな番人」とは
白い支柱と波打った長い板。日常的に見かける姿とは少し違った「ガードレール」が、X(Twitter)で大きな反響を呼んでいます。
何気ない存在、よく見ると「歴戦の猛者」
白い支柱と波打った長い板。日常的に見かける姿とは少し違った「ガードレール」。
これがX(Twitter)で大きな反響を呼んでいます。
どのようなものなのでしょうか。

注目を集めているのは、Xユーザー・synomare(@synomare)さんが、「ちいこいけど、やれることをやってて偉すぎる」と添えて投稿した、ある交差点に設置されているガードレールの写真です。
ガードレールは、道路や歩道、路側帯などに沿って、交通事故発生時の被害抑制や転落防止などを目的に設置されます。国交省や自治体などによって管理されており、設置場所によって形状にも違いがあります。
話題の写真には、支柱に波状板を取り付けるタイプのガードレールが写されているのですが、一般的なガードレールと比較するとあまりにも小さすぎるような……。
防護柵としてちゃんと機能するのか不安になりますが、よく見ると小さなガードレールには無数のキズが刻まれています。歴戦の猛者のような風格すら感じられます。
設置場所が交差点の点字ブロック近くということもあり、多くの歩行者を身を挺して守ってきたのかもしれません。
そんな物言わぬ静かな番人の姿に、Xでは「その塗装の剥げた傷の跡こそ歩行者を守った証だね。感動しました」「歩道の中なのに擦りまくられてるなぁ。それだけ歩行者を守ってきたんだろう」「内輪差を歩道に侵入させるトラックもあるから、こういう場所のガードレールって大事だね」「あるのとないのじゃ大違い」といった声が寄せられ、4900回以上のリポスト・約13万いいねを記録しています。
このガードレールについて詳しい情報を調べようと、投稿者のsynomareさんに話を聞きました。ガードレールを目撃したのは8月21日の深夜で、撮影場所については非公開としつつも、発見時の状況については「とにかく短くて、かわいいなって思って驚きました」と語ってくれました。
その後、synomareさんは小さなガードレールに触発されて「みんなもやれることちょっとずつやってこうぜ!」と呼びかけ、「僕は部屋の片付けしたよ!」と投稿しています。
Writer: 春山優花里
フリーランスの編集記者。WEB媒体を中心に15年以上メディア業界で働くなんでも屋。幼少期に叔父の書斎で見た膨大なミニカーコレクションに圧倒され、クルマやバイクに興味を持つ。漫画やアニメ、ゲームが好き。





















