15年ぶり全面刷新!? 日産「新型エルグランド」まもなく登場? ウロコ感デザインもイイ&最新型ハイブリッド搭載な「4代目」どんなモデルに?
2026年度の発売を予定していると言われている日産新型「エルグランド」。どのようなモデルなのでしょうか。考察します。
エルグランドどんなモデルに?
2026年度の発売を予定していると言われている日産新型「エルグランド」。現行モデルは登場から約15年が経過していて、フルモデルチェンジが長らく期待されていました。
待ちに待った4代目の登場となる訳ですが、“令和のエルグランド”はどのようなモデルへと進化しているのでしょうか。
15年経過後のフルモデルチェンジであるため、様々な部分が刷新されている訳ですが、エルグランドの歴史から考えて最大の変化点はパワートレインです。

これまでのエルグランドは純ガソリンエンジンモデルであり、電気モーターでの駆動はありませんでしたが、日産の電動パワートレインである「e-POWER」が採用されることとなります。
採用されるe-POWERは第3世代のシステムで、これまでのシステムに比べて静粛性と燃費性能が大幅に向上していると言われています。また第2世代よりもユニット自体がコンパクトな設計となっているようで、新型エルグランドはミニバンらしい広々とした室内空間の実現にも期待が持てます。
既にティザー画像が公開となっていますが、ココから分かるエクステリアデザインの特徴はトレンドである横一文字のデイライトを採用していることです。
そのほかフロントフェイスは細かいウロコのようなデザインが施されているのが確認できます。恐らくデザインのモチーフは2023年のジャパンモビリティショーで展示されたプレミアムミニバンのコンセプトカーである「ニッサン ハイパーツアラー」でしょう。
このコンセプトカーのデザインは日本の伝統工芸のひとつである組木をモチーフにしたものとアナウンスされており、このモチーフは新型エルグランドのデザインにも落とし込まれているものと思われます。
そしてコネクテッド機能や運転支援システムの充実にも期待が持てます。先日マイナーチェンジが発表された「エクストレイル」では、Google搭載のNissan Connectインフォテインメントシステムや「3Dビュー」機能と「インビジブルフードビュー」機能を搭載した「インテリジェント アラウンドビューモニター」が採用されました。
これらは国内の日産車としては初採用となっていましたが、日産のプレミアムミニバンであるエルグランドにも装備されるものと思われます。
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新世代のメカニズムと装備がてんこ盛りで登場すると思われる新型エルグランド。その詳細は2025年後半に明らかにすると日産はアナウンスしていますが、日本での販売が中心となるミニバンであることを考えると、10月末から開催される「ジャパンモビリティショー2025」で初公開の可能性も高そうです。次期エルグランドを期待する日産ファンは要チェックのショーとなるでしょう。
Writer: 西川昇吾
1997年生まれ、日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員。大学時代から自動車ライターとしての活動をスタートさせる。現在は新車情報のほか、自動車に関するアイテムや文化、新技術や新サービスの記事執筆も手掛ける。また自身でのモータースポーツ活動もしており、その経験を基にした車両評価も行う。












































































