日産「“新型”エクストレイル NISMO」発表で“問合わせ”殺到!? 高性能「ターボエンジン」×専用“スポーツサス”採用! 「GT-R」「Z」オーナーも注目の“走り仕様” 納車待ちも必至か

日産「エクストレイル」のマイナーチェンジとともに設定された「エクストレイルNISMO」。販売店には早速多数の問い合わせがあるようです。

人とは違うSUVに乗りたい人にもオススメな「エクストレイル NISMO」

 2025年8月21日、日産は大規模マイナーチェンジを行った新型「エクストレイル」を発表しました。

 新型エクストレイルでは、ラインナップに「NISMO」が追加されたこともトピックです。

 このエクストレイル NISMOについて、販売店に届いている反響を首都圏にある日産ディーラーに問い合わせてみました。

マイチェン「エクストレイル」の「NISMO」に熱視線
マイチェン「エクストレイル」の「NISMO」に熱視線

 初代エクストレイルがデビューしたのは2000年10月。ミドルサイズSUVの人気に火を付けるとともに、アウトドアでもタフに使えるモデルとして多数のファンを獲得します。

 現行モデルは2022年7月にフルモデルチェンジした4代目にあたります。上質さをプラスしたほか、全車が「e-POWER」ハイブリッドを採用。「プロパイロット」などの先進装備も充実させています。

 今回のマイナーチェンジでは、デザインの刷新や先進機能の強化、インフォテイメントのGoogle採用などが図られるとともに、新モデルの追加も行われています。

 なかでもエクストレイル NISMOは、日産モータースポーツ&カスタマイズ(NMC)によるカスタムカーで、「情熱体験をもたらすグランドツーリングSUV」をコンセプトに開発されています。

 エクストレイル NISMOは、「NISMO」ブランドによるSUVとしてのコーナリング限界の高さや伸びのある加速、フラットで質感の高い乗り味を狙って開発され、電動駆動4輪制御技術「e-4ORCE」は専用のチューニングが施され「NISMO tuned e-4ORCE」となっています。

 また、SUVタイプのEV「アリアNISMO」にも装着されたミシュラン「PILOT SPORT EV」タイヤが装着され、さらにショックアブソーバーにはカヤバ製「Swing Valve」を日産モデルとして初採用。高い走行性能と快適さの両立に注力していることが伺えます。

 内外装ともに近年のNISMOモデルの方程式に則ったものであり、バンパーやサイドステップなどにあしらわれた真紅のライン、専用のレカロシート(オプション)など、同モデルがNISMOの一員であることを主張します。

 ボディサイズは全長4705mm×全幅1840mm×全高1720mm。

 パワーユニットは、「VCターボ(可変圧縮比)」技術を搭載する1.5リッター直列3気筒DOHC(最大出力144PS・最大トルク250Nm)にモーター(フロント:204馬力・330Nm/リア:136馬力・195Nm)を組み合わせます。

 駆動方式は電動4WD(e-4ORCE)、トランスミッションはCVTのみです。

 車両本体価格(消費税込み)はベースモデルが541万6400円、装備が充実した上級モデル「アドバンスパッケージ」が596万2000円となっています。発売は9月24日を予定しています。

 エクストレイルの歴史上、初のNISMOとなった今回のモデル。ユーザーの反響について、8月下旬に首都圏の日産ディーラーのセールスの方に話を伺いました。

「指名買いでいらっしゃるお客様、そして他メーカーさんのモデルと比較されたうえでご来店されるお客様がいらっしゃいます。

 トヨタさんの『ハリアー』や次期『RAV4』も気になるけれど、エクストレイルでNISMOが追加になったから一応チェックしてみよう、といったお客様ですね。

 年齢層でいうと50代以降の方が多く、『NISMOモデル待望のSUV』ということで指名買いしてくださる方がいらっしゃいました。

 9月24日の発売を予定しており、現在はご予約を受け付けている状態です。ご納期は4〜5ヶ月程度を予定しております」

 また、別の日産ディーラーにも話を伺いました。

「もともと日産車がお好きで、家族用のクルマとしてSUVを考えていたタイミングでNISMOが追加になったので、奥様を説得中(高価なので)というお客様がいらっしゃいます。

 ご家族で乗れる実用車でありながら、走りが期待できて、所有感を満たせるモデルということでNISMOががっちりニーズにハマったとおっしゃっていました。

 それなりに高価なモデルだけに、40代後半〜のお客様が多いですね。

 なかには『GT-R』や『フェアレディZ』をお持ちで、やはりご家族としてエクストレイル NISMOのご購入を検討していらっしゃるお客様もおります。ちなみにご納期は5ヶ月前後を予定しております」

 自他ともに認める「日産車党」を任ずる人にとって、ハイパフォーマンスと利便性を兼ね備えたエクストレイル NISMOは、かなり気になる存在であることは間違いないようです。

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Writer: 松村透

株式会社キズナノート代表取締役。エディター/ライター/ディレクター/プランナー。
輸入車の取扱説明書制作を経て、2006年にベストモータリング/ホットバージョン公式サイトリニューアルを担当後、2013年に独立。フリーランスを経て株式会社キズナノートを設立。現在に至る。
2016年3月〜トヨタ GAZOO愛車広場連載中。ベストカー/ベストカーWeb/WebCARTOP他、外車王SOKEN/旧車王ヒストリア編集長を兼務する。

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