トヨタが「新型C-HR」26年に発売へ! 全長4.5m「流麗クーペボディ」に高性能「338馬力の4WDユニット」を搭載! 斬新2トーンも採用の「超・静音車」米モデル どんな車?

トヨタの北米法人は2026年に新型「C-HR」を発売予定です。どのようなクルマなのでしょうか。

2026年に発売予定!トヨタの新型BEV「C-HR」

 トヨタの北米法人は2026年に、SUVタイプの新型BEV(バッテリー電気自動車)「C-HR」を発売開始します。

 2016年に発売開始されたコンパクトSUV「C-HR」。2023年6月に登場した現行車は2代目にあたりますが、今回の新型C-HRはそれとは異なるものです。

 一体どのようなクルマなのでしょうか。

トヨタ新型「C-HR」(※米国モデル)
トヨタ新型「C-HR」(※米国モデル)

 C-HRはコンパクトSUVの先駆けとしてデビューしたモデルで、ひし形をモチーフにしたスタイリッシュなデザインや高い走行性能などが日本でも人気を獲得。2023年に登場した現行モデルからは海外専用車となり、日本での販売は終了しています。

 いっぽう、トヨタの北米法人が発表した新型C-HRは、2022年に北米で発表されたコンセプトカー「TOYOTA bZ Compact SUV Concept」に基づいたモデル。

 クーペライクなデザインと高性能を両立したコンパクトクロスオーバーSUVという点では内燃機関仕様の現行型C-HRと同様ですが、中身は大きく異なる設計となっています。

 すでに販売されているSUVタイプのBEV「bZ4X」と同様、BEV専用の「e-TNGA」プラットフォームを採用。これをベースにチューニングを施したほか、バッテリーをクロスフレーム構造に組み込み、高い剛性を叶えています。

 加えてサスペンションにも専用セッティングが施され、軽快な走行性能を実現しました。

 パワートレインは前後モーター+総容量74.7kWhのリチウムイオンバッテリーで、システム最大出力338hpを発揮します。0-60mph(約96km/h)加速では5秒をマークし、一充電走行距離は290マイル(約460km・推定値)を実現しています。

 充電は11kWのチャージャーに対応します。特定の条件下では、急速充電なら約30分でバッテリー容量の10%から80%までの充電が可能です。

 新型C-HRのボディサイズは、全長4519mm×全幅1870mm×全高1620mm、ホイールベースは2750mm。

 2代目C-HRは全長4360mm×全幅1830mm×全高1558-1564mm、ホイールベース2640mmなので、ひと回り大きなサイズとなっています。

 デザインはクーペ風の流れるようなボディラインが特徴的で、最新のトヨタ共通デザイン「ハンマーヘッド」も取り入れられていますが、現行型C-HRとは異なるもので、「C-HR」の文字が浮かび上がるリアガーニッシュやひし形デザインなどは採用されていません。

 ボディカラーのラインナップでは単色とツートンが用意され、豊富なカラーバリエーションが楽しめる設定です。

 インテリアは開放感のあるデザインで、インパネ中央には14インチのインフォテインメントシステムを配置。同乗者が使いやすい位置にセンターコンソールを備え、利便性を高めています。

 また、スマートフォンのワイヤレス充電器2基のほか、リアコンソールのUSBポート、リア用のエアコンパネルやパノラマルーフなども装備し、乗員全員の快適性と利便性も追求されています。

 先進安全機能では「Toyota Safety Sense 3.0」を搭載。二輪車や自転車検知機能付き衝突被害軽減ブレーキや渋滞アシスト、運転状況の先読みアシスト プロアクティブドライビングアシストなどが標準装備されています。

 新型C-HRのラインナップは「SE」と「XSE」の2グレードが発表されており、価格などは2026年の発売時期にあわせて発表されるでしょう。

 なお、トヨタは2021年12月開催の「バッテリーEV戦略に関する説明会」において、2030年時点で約30車種のフルラインEVラインナップを用意し、世界規模で年間約350万台の販売計画があると明らかにしています。

 新型C-HRはこのうちの1台となり、北米のEV普及を加速する存在となりそうです。かつて日本でも人気だったC-HRのニューモデルということで、正式発表に期待が高まります。

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Writer: TARA

トヨタ自動車のある愛知県在住。学生時代にクルマやバイクに魅了される。大手オイルメーカーに就職し、自らもモータースポーツに参戦開始。その後は鈴鹿サーキットで勤務しつつ、カートレースやバイクレースを経験。エンジンやサスペンション、タイヤや空力などの本格的な知識を得る。現在はプライベートでさまざまなクルマやバイクに触れながら、兼業ライターとして執筆活動に勤しむ。現在の愛車はトヨタ ヴォクシー/ホンダ N-BOX。

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