トヨタが新「ノア/ヴォクシー」を発表! 大人気の全長4.7m級「ちょうどイイサイズのミニバン」! 初の「一部改良」で“どこ”が変わった!?
2025年9月2日、トヨタはミドルサイズミニバンの「ノア/ヴォクシー」の一部改良モデルを公表しました。新型モデルはどこが進化したのでしょうか。
どこが変わったの!? 新ノア/ヴォクシーに加えられた改良ポイントとは
トヨタは2025年9月2日、「ノア」と「ヴォクシー」の一部改良モデルを公表しました。
現行型は2022年1月の登場以来、常に納車待ちが続くほどの大ヒット作となっています。
デビューから3年以上が経過し、ようやく登場した初の一部改良モデルですが、どういった点が進化したのでしょうか。
![トヨタ「ノア/ヴォクシー」がデビュー3年で一部改良実施![※画像は一部改良前モデル(ボディカラー:メタルストームメタリック)]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2026/09/20250903_TOYOTA_NOAH_2025_00000.jpg?v=1756888165)
ノアは初代が2001年11月に登場したミドルクラスミニバンで、兄弟車としてヴォクシーも展開されています。
4代目となる現行型は、新世代「TNGA」プラットフォームの採用でクルマとしての基本性能を大幅に高めたうえ、先進運転支援「トヨタセーフティセンス」も機能向上を果たすなど、大きく変革を遂げたモデルです。
パワーユニットは、1.8リッターガソリン+モーターのハイブリッド車(HEV)と、2リッターガソリンエンジン車で、FFを基本に4WD(HEVはE-Four)を設定しています。
まずは、ノア/ヴォクシー共通の変更点から紹介していきましょう。
まず、人気のホワイトのボディカラーが変更となりました。改良前の従来モデルでは「ホワイトパールクリスタルシャイン(070)」でしたが、改良後は「プラチナホワイトパールマイカ(089)」へと変わっています。
メーカーオプションでは、セットオプションに変更点が多数出ました。
まず改良前は、「カラーヘッドアップディスプレイ」とセットオプションになっていた「デジタルインナーミラー」(「S-Z」グレード)が、単独選択可能となっています。
また、S-Zの「ヘッドアップディスプレイ」は、「アドバンストドライブ+緊急時操舵支援+フロントクロストラフィックアラート+レーンチェンジアシスト」とのセットオプションに変更。そして、これまでメーカーオプションだった「ブラインドスポットモニター」は、S-Zと「S-G」グレードで標準装備と変わっています。
ナビ・オーディオ関係では、ETC2.0ユニットが「X」グレードにも標準装備され、全車標準装備になりました。また、S-Zでは「ディスプレイオーディオPlus」(10.5インチHDディスプレイ)がメーカーオプション設定から標準装備へ変わっています。
これに伴い、S-ZではフルセグTVも標準化されました。
またS-Gではメーカーオプションだったバックガイドモニターが標準装備化。
Xには、ワンタッチスイッチ付きパワースライドドア(助手席)が標準設定となっています。さらにこれまで「ワイヤレスキー」だったところ、「スマートエントリー(スマートキー2個)」標準装備に変更されています。
さらにHEV(ハイブリッド)モデルのアクセサリーコンセント100V・1500W搭載車には、給電アタッチメントの設定が追加されました。
ノア/ヴォクシーHEVモデルのガソリン満タン時の電力供給時間は約6.0日。災害時には、車中泊から電力供給まで、様々な面で役に立ちます。
また、介護福祉車両として役立つ「ウェルキャブ」シリーズに、ノア/ヴォクシーのS-Zが追加となりました。
ショートスロープの追加と電動ウィンチに改良が施され、使いやすく選びやすいクルマへと変わっています。
なお新ノアの価格(消費税込み、以下同)は283万300円から414万9200円まで。
新ヴォクシーの価格は381万5900円から421万9600円です。
今回の一部改良にあわせ、グレードによって13万2300円から25万9800円の価格上昇となっています。

























































