約440万円! 日産「新型クーペ”SUV”」発表! 「タイムレス ジャパニーズ フューチャリズム」デザイン採用の「リーフ」米国で登場へ

日産の北米法人は2025年8月19日、今秋に発売を予定している新型「リーフ」の価格を発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。

日産の新型「クーペ風SUV」!

 日産の北米法人は2025年8月19日、今秋に発売を予定している新型「リーフ」の価格を発表しました。

 リーフは2010年、量産型のバッテリー式電気自動車(BEV)として世界に先駆けてデビュー。2017年には2代目に進化し、グローバル累計販売台数は70万台を超えました。

 今回発表された新型は3代目にあたり、北米市場では2026年モデルとして今秋に発売される予定です。

内装も独創的!
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 グレード及び価格は「S+」が2万9900ドル(約440万円)、「SV+」が3万4230ドル(約500万円)、「プラチナ+」が3万8990ドル(約570万円)。エントリーグレードにあたる「S」の詳細や価格については後日改めて発表されます。
 
 日産は新型リーフについて、性能や機能の進化に加えて「手頃な価格」であることを強調します。2011年の初代モデルは3万2780ドルからの設定でしたが、新型はそれを下回る価格帯とし、また従来型の「SV PLUS」に対して新型のSV+は1960ドル安くなっているといいます。

 デザインは「タイムレス ジャパニーズ フューチャリズム」という日産独自のデザイン言語を発展させ、シンプルでありながら力強く、モダンでありながら日本的な美意識を反映。デジタル時代にふさわしい新しい表現が追求されています。

 パワートレインには、新開発の「3-in-1 EVパワートレイン」(モーター・インバーター・減速機一体型)を採用し、従来比で10%の小型化を実現。新設計の高剛性モーターマウントによって振動を75%低減し、静粛性と快適性も高めています。

 75kWhバッテリー仕様の航続距離は、最大303マイル(約488km)。北米充電規格(NACS)コネクターを採用し、テスラのスーパーチャージャーにも対応することで利便性を高めました。

 室内と荷室にはそれぞれ120Vのコンセントを備え(合計最大1500W)、キャンプなどのアウトドアシーンでも電化製品が活用できるようになっています。

 日産のシニアバイスプレジデントは次のようにコメントしています。「リーフは15年前の発売以来、EV市場を牽引してきました。日産は今もなお、誰もがEVを楽しめる社会の実現に力を注いでおり、手頃な価格でありながら高い価値を備えたEVを届けるという使命を貫いています。新型リーフは手頃な価格を維持しながら、洗練されたデザイン、先進技術、充実した装備、そして大幅に伸びた航続距離を実現することができました」

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Writer: 近藤 英嗣

新型自動車解説書のテクニカルライターを経て、編集者に。自動車分野を強みとしながらも、ライフスタイル、ビジネス、不動産、旅、グルメなど幅広く取材・執筆する。

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