「カローラ」より小さい! トヨタ新「小型スポーツセダン」発表! “全長4.4m”ボディにド迫力「GR顔」採用! “リッター29km”走れる低燃費もスゴイ! 最新セダン「ヤリスATIV GRスポーツ」泰国で披露!
トヨタのタイ法人は、2025年8月22日から31日まで現地で開催された自動車イベントにて、最新のコンパクトセダン「ヤリスエイティブHEV GRスポーツ」の実車を展示し発表しました。
「カローラ」より小さい! トヨタ新「小型スポーツセダン」発表!
トヨタのタイ法人は、2025年8月22日から31日までバンコクで開催された新車展示即売会「バンコク国際グランドモーターセールス2025(BIG MOTOR SALES 2025)」にブースを出展。
会場では、日本では展開されていない新しい「ヤリスエイティブHEV GRスポーツ」の実車を展示し発表しました。
このヤリスエイティブGRスポーツとは、一体どのようなモデルなのでしょうか。

ヤリスエイティブHEV GRのベースとなるヤリスエイティブは、トヨタのコンパクトセダンで、日本や欧州で展開される「ヤリス」とは異なる、東南アジア地域向けのモデルです。
日本ではかつて「ヴィッツ」として親しまれたヤリスシリーズの派生車として、東南アジアの市場で独自の進化を遂げています。
現行ヤリスエイティブは、2022年8月にタイで発表され、生産はダイハツが担当。
骨格にはダイハツの「DNGA-B」プラットフォームを採用しており、ボディサイズは全長4425mm×全幅1740mm×全高1480mmと、日本の「カローラ」よりもコンパクトなサイズが特徴です。
そしてヤリスエイティブHEVとは、このヤリスエイティブに2025年8月20日に追加された、待望のハイブリッド(HEV)モデルです。
パワーユニットには、1.5リッター直列4気筒ガソリンエンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドシステムを搭載し、燃費性能と静粛性を大幅に向上。
システム最高出力111馬力を発揮してパワフルな走りを披露しつつ、燃費はカタログ値で29.4km/Lと驚異的な数値も実現し、都市部から長距離移動まで、あらゆるシーンで快適かつ経済的な走りを可能としました。
そして今回紹介するヤリスエイティブHEV GRスポーツは、ヤリスエイティブHEVに設定されている最上級スポーツグレードです。
まずエクステリアには、前後バンパーやサイドスカート、スポイラーといったエアロを装備することで、かつてなくスポーティな装いを実現。
パワーユニットに変更はないものの足回りには手が加えられており、サスペンションをチューニングしたうえでスタビライザーも追加し、スポーティな走りを楽しめるセッティングにまとめ上げられました。
快適装備も充実しており、Apple CarPlayとAndroid Autoにワイヤレスで接続できる「タッチスクリーン(10.1インチ)」や「ワイヤレス充電器」、安全運転支援システムの「トヨタセーフティセンス」など、最新の機能と充実を標準で備えています。
この新しいヤリスエイティブHEV GRスポーツの車両価格は、77万9000バーツから。日本円に換算して約358万円からの設定です。
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現在、タイの自動車市場では日本メーカーが大きなシェアを占めていますが、トヨタはさらに手の届きやすい価格帯のハイブリッド車を投入することで消費者の選択肢を広げ、市場での存在感をさらに増していく狙いです。
この新しいヤリスエイティブHEV GRスポーツはデザインや性能が優れており、ボディのサイズ感も日本の交通事情にも向いているため、日本のクルマ好きから導入を求める声が上がる可能性も十分にあるでしょう。
Writer: くるまのニュース編集部
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