トヨタ「ハリアー」ってどんなクルマ? 「シートヒーター」など全車標準装備が多数で快適性バツグン! 売れ続ける魅力とは
トヨタ「ハリアー」は高級SUVの代表として多くのユーザーに親しまれています。同車が人気な理由は一体何なのでしょうか。
トヨタ「ハリアー」ってどんなクルマ?
トヨタの人気SUV「ハリアー」は、都会的なデザインと快適な走りで長年支持されてきた高級SUVの代表格です。
1997年の初代誕生以来、上質さと存在感で多くのファンを獲得し続けています。
ハリアーの魅力とはいったい何なのでしょうか。

初代ハリアーは1997年に登場しました。それまでSUVと言えば「ランドクルーザー」や「パジェロ」などの本格クロスカントリー系が主流でした。
そんな中ハリアーはセダン的な快適性を持つ都会派SUVとして登場。現在も続くSUVブームの先駆けともなりました。
現行の4代目は2020年に全面刷新され、2022年には初のPHEV(プラグインハイブリッド車)を追加。そして2025年6月のマイナーチェンジでは、従来のエントリーモデル「S」が廃止され、「G」と「Z」の2本立てに整理されました。
さらにGグレードにPHEV仕様が新設され、ラインナップの幅が広がっています。また、2025年6月のマナーチェンジと同タイミングで専用のブラックパーツを採用した特別仕様車「Z“Leather Package・Night Shade(ナイトシェード)”」と「Z“Night Shade”」も投入されました。
ボディサイズは全長4740mm×全幅1855mm×全高1660mm、ホイールベースは2690mmです。
安全性の面では、最新の「トヨタセーフティセンス」を装備。プリクラッシュセーフティの検知範囲拡大やレーン逸脱抑制機能に加え、全周囲を映すパノラミックビューモニター、後方歩行者検知対応のパーキングサポートブレーキなどを採用し、安心感をさらに高めています。
パワートレインは、2.5リッター直列4気筒エンジン車と、2.5リッター直列4気筒エンジンに前後モーターを組み合わせたハイブリッド車(HEV)、そして大容量バッテリーを組み合わせたPHEVと3つの選択肢を用意します。
駆動方式は、2WD(FF)と4WD(HEVとPHEVは電気式4WD「E-Four」)を設定します。
なかでもPHEVはE-Fourのみの設定で、WLTCモード燃費は20.5km/Lを達成。EV走行のみで最大93km(WLTCモード)の航続距離を実現し、日常の通勤から長距離ドライブまで柔軟に対応します。
エクステリアはグレードごとに異なり、なかでも新設されたナイトシェードは専用デザインによってひときわ存在感を放ちます。
ブラックメタリック仕上げのフロントグリルやリアスポイラー、艶やかなブラックのバンパー、そして切削光輝×ダークグレーの19インチアルミホイールが高級感を強調します。
いっぽう、最上級グレード「Z PHEV」は、専用色の「グレーメタリック」を含む3色が選択できるのも特徴です。
室内には本革シートを標準装備し、深みのあるダークレッドステッチで上質感を演出。シートヒーターやステアリングヒーターは全車標準で、さらに運転席8ウェイパワーシートや助手席4ウェイ、後席シートヒーターも備わります。デジタルキーやワイヤレス充電機能も搭載され、利便性も抜群です。
最新のハリアーの車両本体価格(消費税込)は、371万300円から626万100円です。
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ハリアーは上質なデザインと高級な内装で、“ちょうどいい高級感”をユーザーに提供しています。
扱いやすいサイズ感と高い信頼性が、ユーザーに愛される理由のひとつになっています。
Writer: くるまのニュース編集部
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