ホンダ「新スポーティ“ハッチバック”」発表! 全長4.3m級の「ちょうどいいサイズ」採用の5ドアモデル! 1.5リッター「直4」の「シティ ハッチバック ツーリング スポーツ」尼国に登場
ホンダのブラジル法人は2025年8月8日、コンパクトモデル「シティハッチバック」のラインナップに新たな最上級グレード「シティ ハッチバック ツーリング スポーツ」を発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。
ホンダ「新スポーティ“ハッチバック”」!
ホンダのブラジル法人は2025年8月8日、コンパクトモデル「シティハッチバック」のラインナップに新たな最上級グレード「シティ ハッチバック ツーリング スポーツ」を追加し、現地に向けて発売すると発表しました。
1981年デビューの初代シティは、背の高いハッチバックという当時斬新な「トールボーイ」スタイルを採用し、若者層を中心に人気を集めました。
1986年に登場した2代目では、一転してワイド&ローの低重心スタイルへと路線変更。1995年に国内販売はいったん終了しましたが、「シティ」の名は1996年から新興国市場向けのコンパクトセダンとして受け継がれることになります。

セダンとして世代を重ねたシティは、2019年に登場した7代目のとき、新たにハッチバック仕様が加わり、シティ ハッチバックとして現行モデルへとつながっています。
シティハッチバックのボディサイズは全長4343mm×全幅1748mm×全高1498mm、ホイールベース2600mm。
ブラジル仕様に搭載されているパワートレインは1.5リッター直列4気筒ガソリンエンジンにCVTの組み合わせで、最高出力126馬力・最大トルク15.5kgm(エタノール仕様は15.8kgm)を発生。効率性と実用性を兼ね備えたユニットです。
今回、ブラジルで発売されたツーリングスポーツは、既存のトップグレード「ツーリング」をベースに、スポーティな個性を強調したモデルです。エクステリアの細部にまでブラックのアクセントを施し、力強さと上質さを両立させた仕立てとしたことで、都市部での存在感をさらに際立たせています。
具体的には、フロントグリルやルーフ、シャークフィンアンテナ、ドアミラーカバー、リアスポイラー、ホイールを艶ありブラックで統一。ボディカラーは深みのあるレッド系のみを設定。新たに装着したエキゾーストフィニッシャーなどと相まって、より精悍で引き締まった印象をもたらしています。
インテリアにはメタル調ペダルが備わり、走りへの期待を高める仕立てとなっています。
価格は15万2800レアル(約400万円)。ツーリング(14万9800レアル、約390万円)の3000レアル(約8万円)高となっています。
Writer: 近藤 英嗣
新型自動車解説書のテクニカルライターを経て、編集者に。自動車分野を強みとしながらも、ライフスタイル、ビジネス、不動産、旅、グルメなど幅広く取材・執筆する。



































































