スバル、新型「フォレスター」を国内発表、広く快適な室内空間や積載性などを確実に進化

完成検査の問題後、「最初の商品」

 発表会の冒頭では、次期社長に内定している専務執行役員の中村知美氏が登壇、完成検査問題について謝罪するとともに、真相究明と信頼回復を行なうと明言しました。

 さらに「お客様に安心と楽しさを提供するブランドとして会社としての真の実力を要請し、信頼を再び取り戻すこと、ブランドの方向軸をぶらすことなく磨き続ける」と話し、目標も掲げました。

 また、「あらゆるお客様との接点で、全員が全力を尽くしてその質を高めてまいります。それこそが、スバルが目指すべき姿、期待されている姿だと信じています」と今後の方針を述べた上で、新型フォレスターが「目指すべき姿においての最初の商品」と位置づけました。

新型フォレスターの前に立つ、次期社長に内定している専務執行役員の中村知美氏(左)と商品概要を説明した商品企画本部プロジェクトゼネラルマネージャーの布目智之氏(右)

価格はアイサイト付きで280万8000円から、納期は先に

 新型フォレスターは4グレード構成。2.5リッターのガソリンエンジン仕様が「Touring」「Premium」「X-BREAK」の3グレード、モーターアシスト付きの2.0リッターエンジン仕様の「e-BOXER」は「Advance」の1グレードとなる。価格は「Touring」の280万8000円(税込)から「Advance」の309万9600円(税込)まで。

 いずれも4輪を駆動する4WD方式を採用、スバルでは4輪の4を全てのタイヤの意味に置き換えて「AWD」と呼んでいます。電子制御で前後の駆動力を調整しています。

 従来型では用意されていたさらにワーが欲しい人向けのターボ付き車はラインナップされていません。その予定についてもコメントできないとしています。

 なお、フォレスターを購入した場合の納期ですが、5月18日からの先行受注では6月18日までに4119台を受注して月間販売目標以上の台数を受注しています。そのため、仮に今から先行受注を申し込んだとしても、e-BOXER仕様車は9月下旬から10月ごろ、エンジンのみのクルマは8月ごろの納車見込みで、今後の人気次第ではさらに伸びる可能性もあるとしています。

新型フォレスター、グレードは「Premium」

新型フォレスター発表会の画像(28枚)

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