まもなく登場!? トヨタ新型「“GR”セリカ」に反響多数! 400馬力超え「高性能4WD」に「GT-FOURの再来!?」「スキー映画のリメイクも」と期待の声も! 復活の「新モデル」に寄せられた“熱視線”とは
2024年末、トヨタ副社長の口から「セリカ、やっちゃいます」という衝撃的な言葉が飛び出しました。長年噂されてきた伝説のスポーツクーペ「セリカ」の復活に対し、SNSなどにはさまざまな反響が寄せられています。
約20年ぶりの復活!? 「セリカ」はどんなクルマになるのか
トヨタ「セリカ」は、国内初のスペシャリティカーとして1970年に誕生。
以来、2006年の販売終了に至るまで7世代にわたり、時代の価値観とともに進化を続け、日本のスペシャルティカーを象徴する存在となりました。
そんなセリカがおよそ20年ぶりに復活するようです。果たしてどのようなクルマとなるのでしょうか。

世代によってさまざまな個性をもつセリカですが、特に世界的な評価を高めたのが、WRC(FIA世界ラリー選手権)での活躍です。
四輪駆動とターボエンジンで武装した「セリカGT-FOUR」はアフリカの過酷なサファリラリーを制し、1990年代にはWRCで3年連続のドライバーズタイトルと2年連続のメーカータイトルを獲得。ラリー界の王者として黄金時代を築きました。
その一方で、セリカは若者文化の象徴としても強く記憶に残るクルマです。
1987年に公開された映画「私をスキーに連れてって」では、白い4代目セリカGT-FOURが主役級の活躍を見せ、自由や冒険、そして憧れの象徴として多くの若者の心を捉えました。
そんな伝説的なセリカの復活を誰よりも熱望していたのが、“モリゾウ”こと豊田章男会長でした。
2023年以降、豊田会長はさまざまな場で「もう1回欲しい」と繰り返し語っています。
そして2024年11月のWRC日本戦「ラリージャパン」の会場で、その想いは中嶋裕樹 副社長による「セリカ、やっちゃいます」という力強い宣言として結実します。
ただ、それ以降具体的な発売時期やパワートレインの仕様、あるいはデザインのチラ見せといった動きはなく、ファンをやきもきさせているのが現状です。
これまでに報じられている情報を総合すると、新型セリカは、トヨタのモータースポーツ部門「TOYOTA GAZOO Racing」が手がける高性能AWD(全輪駆動)クーペ、「“GR”セリカ」として開発が進められているようです。
搭載されるエンジンは、最高出力400PS超を発生する新開発の2リッター直列4気筒ターボエンジンとなり、欧州のプレミアムスポーツとも渡り合える実力を備えることになりそうです。
駆動方式には、やはり4WDシステム「GR-FOUR」が採用されることでしょう。トランスミッションは、6速MTに加えて8速ATの設定が考えられます。
エクステリアは、最新のトヨタ車に共通する「ハンマーヘッド」デザインのフロントマスクを備えた、流麗な2ドアクーペになるのではないでしょうか。
そんな“新型”GRセリカの復活に対し、SNSでは早くもさまざまな反響が見られ、「楽しみ!」「(ホンダからは)プレリュードも出るし、突如として2ドアクーペの時代が来たね」など、期待する多くの声が集まっていました。
また高性能モデルに対しては「ラリー参戦?」「GT-FOURの再来!? アツい!」「スキー場で疾走する映画をリメイクして欲しい」など、昭和から平成にかけて活躍した往年のセリカ GT-FOURの復活に対し感慨深く語るコメントもあります。
このほか「(かつてセリカにあった)オープン仕様なら欲しいかも」「暑苦しいスポーツ仕様じゃなくって、普通のハイブリッドモデルはでないのかな」など、さまざまなモデル展開に思いを馳せる意見も見られました。
※ ※ ※
2025年秋には、「ジャパンモビリティショー(JMS)2025」が開催されます。
この会場で、満を持してのプロトタイプ発表を経て、7代目の生産終了から20年の節目となる2026年発売へ、というのが大方の予想です。
トヨタの動向が注目されます。
Writer: くるまのニュース編集部
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