【13:00 通行止め解除】大阪北部の地震で付近の高速道路は通行止め 阪神高速は全線通行止め
6月18日7時58分に大阪府北部を震源として発生した地震の影響で、NEXCO西日本は高速道路の通行止めを発表しました。名神、新名神、中国道など大阪北部を中心としたエリアはほぼ通行止め。また、阪神高速道路も全線で通行止めとなっています。
大阪北部の高速道路は通行止め、解除見込みは未発表
NEXCO西日本が第1報として9時30分に発表した「通行止め・災害状況等」では、大阪北部を中心としたエリアの高速道路が通行止めとなっています。主なものでは名神高速道路の西宮IC~京都南ICなど中国自動車道の神戸三田IC~吹田JCT、新名神高速道路の神戸JCT~高槻JCT、京滋バイバスの大山崎JCT・IC~瀬田東IC、第二京阪道の門真JCT~巨椋池ICなどです。
【追記: 全線で通行止め解除、一部で道路損傷】(2018.6/18 13:55追記対応)
13時に、NEXCO西日本、阪神高速道路ともに通行止めの解除を発表しました。
NEXCO西日本においては全線で解除。阪神高速道路においては11号池田線(1号環状分岐部~池田木部の上下線)以外は安全が確認されたとして13時から順次通行止め解除としています。11号池田線についても安全が確認され次第解除としており、JARTICの情報ではすでに通行規制は解除となっています。
NEXCO西日本によれば軽微な損傷は多数としながらも、走行に支障のある被害もあるとしています。名神高速上りの吹田IC~豊中IC間では橋と接続部の路面盛り上がりがあるとして、走行車線規制を行なっています。この区間の復旧作業は準備中です。
また、走行中のクルマや休憩施設等の利用者や従業員の被害は現時点では確認しておらず、休憩施設や料金所ではガラス破損などの小規模な被害を確認しているとしています。
近畿道は大東鶴見IC~吹田IC間が通行止めですが、大東鶴見ICより南側は通行が可能となっており、阪和道や関空橋は通行が可能です。
NEXCO西日本では、通行止め区間について「道路点検を行っている」としており、通行止め解除の見込みについては「安全確認をした上で通行止めを解除する予定」としています。
阪神高速は全線で通行止め
一方、大阪市内中心部などを通る阪神高速道路では、現在のところ災害状況は発表していませんが、交通情報についてはJARTIC(日本道路交通情報センター)を通じて発表しています。JARTICによると京都、神戸エリアを含めて全線で通行止めとなっています。
【了】