6年ぶりに復活のステルス! 日産「“新”4ドア4WD」 タフ顔が超カッコイイ「本格モデル」! 7速AT搭載の「ナバラ」アフリカに登場

日産のアフリカ法人は2025年7月16日、「ナバラ」に、特別仕様の「ナバラ・ステルス」を6年ぶりに復活させると発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。

6年ぶりに復活の「ナバラ・ステルス」

 日産のアフリカ法人は2025年7月16日、南アフリカで生産しているピックアップトラック「ナバラ」に、特別仕様の「ナバラ・ステルス」を6年ぶりに復活させると発表しました。

 ナバラは、80年以上にわたってピックアップトラックを生産している日産の世界戦略車です。

 頑丈なフレーム構造を採用し、南米などでは「フロンティア」の名称で販売されています。トヨタ「ハイラックス」や三菱「トライトン」が競合モデルにあたります。

6年ぶりに復活のステルス
6年ぶりに復活のステルス

 今回復活するナバラ・ステルスは、既存グレードの「LE」と「PRO-4X」の中間に位置付けられる特別仕様です。シティユースからオフロードまで幅広いシーンでの用途に対応しながら、アグレッシブな個性をより引き立てています。

 エクステリアは、アクセサリーとして用意されている小型ガードバー(ナッジバー)とスポーツバーを標準装備するとともに、フロントグリルやドアハンドル、ドアミラー、ルーフレールなどをマットブラックで統一。ドアパネル下部とテールゲートには「STEALTH」のロゴを配し、存在感を際立たせています。

 インテリアは、シート、ドアパネル、アームレストにブラックレザーを採用。ステッチもブラックで統一することで、落ち着きと上質感を演出しています。

 ナバラのリアサスペンション形式は、廉価グレードがリーフ式、上級グレードが5リンクのコイル式になっていますが、ナバラ・ステルスは後者の5リンクのコイル式を採用。快適な乗り心地と高い操縦安定性を確保しています。

 パワートレインは、2.5リッター直列4気筒ディーゼルエンジンに7速ATの組み合わせで、最高出力140kW・最大トルク450Nmを発生します。駆動方式は4WDです。

 ナバラ・ステルスの価格は現地で69万5200ランド(約620万円)から。発売は2025年後半を予定。2026年3月から納車が始まる見通しです。

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Writer: 近藤 英嗣

新型自動車解説書のテクニカルライターを経て、編集者に。自動車分野を強みとしながらも、ライフスタイル、ビジネス、不動産、旅、グルメなど幅広く取材・執筆する。

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