「知らない人、多すぎ!」 クルマにある「謎のスイッチ」押したら何が起きる?「クルマが踊ってる」スイッチが秘めた“すごい機能”とは!
クルマの運転席周辺にはさまざまなスイッチがありますが、中でも「クルマが踊っているような絵が描かれたスイッチ」はめったに押す機会のない、特殊なスイッチです。一体何に使うスイッチなのでしょうか。
クルマにある「謎のスイッチ」押したら何が起きる?
クルマの運転席周辺には、さまざまなスイッチがあります。
中でも「クルマが踊っているような絵が描かれたスイッチ」はめったに押す機会のない、特殊なスイッチ。
一体何に使うスイッチで、押すとどうなるのでしょうか。

上記のスイッチの正体は、簡単にいえば「車両の過度な挙動を抑えるための機能」をオフにするスイッチです。
機能自体の名称はトヨタでは「VSC(ビークルスタビリティコントロール)」、ホンダでは「VSA(ビークルスタビリティアシスト)」、日産では「VDC(ビークルダイナミクスコントロール)」と呼び、内容はほぼ同じながら、自動車メーカーによって呼びかたが異なります。
一例としてホンダのVSAの機能を詳しく見てみると、「車輪がロックするのを防止するABS(アンチロック・ブレーキシステム)」、「滑りやすい路面でのタイヤの空転を抑えるTCS(トラクションコントロールシステム)」、「横滑りを抑制する機能」の3つが一体となっている装置であり、作動させることで急ハンドルや急ブレーキ時でも車両の動作が安定するように、システムがサポートしてくれるというもの。
上記の安全装置は、基本的にクルマが稼働しているときは常に作動している状態であり、オフにするほうが特殊な行動に当たるため、スイッチにも「ON」ではなく「OFF」と書かれているのです。















