マツダ新「軽セダン」発表! 「リッター26キロ以上」の低燃費&“高級感漂う”お洒落デザインが魅力の“4WD”モデル! 本革使用の「豪華内装」や快適装備もイイ「キャロル」最高級モデルとは?
2025年7月24日にマツダは「キャロル」の一部改良モデルを発表し、同日から販売が開始されました。なかでも最高級グレードの「HYBRID G 4WD」とは、一体どのようなクルマなのでしょうか。
デザイン刷新! 最高級モデルの仕様とは?
マツダは2025年7月24日に、軽自動車「キャロル」の一部仕様を変更すると発表し、同日より販売を開始しました。
そのなかでも、最も高価なモデルとは、一体どのようなクルマなのでしょうか。

キャロルは、マツダの前身である東洋工業が1962年に初代モデルを発売した軽自動車で、軽自動車初の4ドアセダンとして知られています。
1970年に生産が終了しましたが、1989年にマツダの主力軽自動車として復活しました。
2代目・3代目はスズキ「アルト」をベースに製造され、4代目以降はアルトのOEM車となっています。
今回の改良では、親しみやすいフォルムを維持しつつ、フロントおよびリアバンパーの形状変更やルーフエンドスポイラーの追加により、内外装のデザインを刷新しました。
これにより空力性能が向上し、燃費性能も強化され、HYBRID Gの2WDモデルではWLTCモードで28.2km/Lの燃費消費率を実現しています。
また、先進安全性能も進化。「デュアルセンサーブレーキサポートII」に単眼カメラとミリ波レーダーを組み合わせ、検知対象を自動二輪車や自転車にまで拡大し、交差点での検知にも対応可能となりました。
低速時ブレーキサポートは従来後進時のみだった機能が前進時にも適用され、発進お知らせ機能は先行車の発進時だけでなく信号の切り替わりにも反応するようになりました。
そんなキャロルは、ハイブリッド車の「HYBRID G」「HYBRID C」、ガソリン車の「G」「C」の4種類のグレード展開となり、各モデルに2WDと4WDが用意されています。
なかでも、最も高価なモデルとしてラインナップされているのが「HYBRID G 4WD」です。
ボディサイズは全長3395mm×全幅1475mm×全高1525mm、ホイールベース2460mmと、他グレードと変わりません。
HYBRID Gグレードのエクステリアの特徴としては、「LEDヘッドランプ」や「14インチアルミホイール」が採用されている点が挙げられます。
ボディカラーは新色の「フォギーブルーパールメタリック2トーンカラー(ベージュルーフ)」を含む全5色から選べます。
室内はブラックとネイビーを基調とし、本革巻ステアリングが上品さを演出します。
快適装備も充実しており、「USBチャージャー(Type-A1個/Type-C1個)」「フルオートエアコン」「運転席・助手席シートヒーター」を標準装備。
「アドバンストキーレスエントリー(アンサーバック機能付)&キーレスプッシュボタンスタートシステム」により、携帯リモコンでワンタッチのドア施錠・解除が可能です。
パワーユニットには、最高出力49ps・最大トルク58Nmの660cc直列3気筒エンジンと、発電効率に優れたISG(モーター機能付発電機)や専用リチウムイオンバッテリーを組み合わせたマイルドハイブリッドシステムを採用。
トランスミッションはCVTを搭載し、燃費はWLTCモードで26.2km/Lを記録しています。
なお、HYBRID G 4WDの価格(消費税込み)は161万4800円と、軽自動車の価格が高騰する中、充実した装備で100万円台のキャロルはコストパフォーマンスに優れた選択肢と言えるでしょう。
Writer: 紫苑玲
栃木県在住。新車、軽貨物、車の中古買取相場、テック、金相場などのジャンルで記事を執筆するフリーランスライター。ドライブが趣味。SUVとスポーツカーの2台を使い分け中。自宅前が登山道のため、緊張感がある車生活を送っている。






























