カワサキ新「“5人乗り”スポーツモデル」発表! 全長4m級ボディ×「ニンジャ」の1Lエンジン搭載! 斬新ハンドル&精悍顔がカッコイイ「四輪オフロード車 新TERYX」発売、米国から順次導入
カワサキモータースはオフロード四輪車「TERYX4 H2」「TERYX4 H2 DELUXE」および「TERYX5 H2 DELUXE」を発表しました。
「ニンジャ」と同じエンジンを搭載 最大5人乗りも用意
カワサキモータースは2025年8月1日、オフロード四輪車「TERYX4 H2」「TERYX4 H2 DELUXE」および「TERYX5 H2 DELUXE」を発表しました。
8月以降に米国のほか、各国で販売を開始する予定です。

オフロード四輪車とは、悪路走行を前提とした強靭なシャシやサスペンション、オフロードタイヤなどを備えるクルマです。
泥ねい地や大きな岩が転がる荒野、砂浜や雪道など、さまざまな地形を走破して楽しむスポーツアクティビティ「トレイルライディング」が主な用途となります。
四輪車ではあるものの、パワーユニットなどは二輪車から流用されることが多く、バリエーションもさまざまです。
いわゆるバギータイプに属する小型モデルのほか、乗用車のような円形ステアリングに「サイド・バイ・サイド」と呼ばれる2座シートを備えたものなどもあります。
カワサキの「TERYX(テリックス)」シリーズは2008年に登場。大型のサイド・バイ・サイドを基本とし、スポーツ性能や高い耐久性を確保したほか、スポーティで質感の高いデザインを特徴としています。ラインナップには4シーターのモデルも用意します。
日本でも4人乗りの「TERYX4」が販売されています。
今回登場したのはシリーズのフラッグシップにあたるモデルで、初のスーパーチャージャーを搭載し、走行性能の強化を図っています。
搭載されるパワーユニットは、最高出力253馬力・最大トルク198.3Nmを発揮する999ccの4ストローク4気筒エンジン。同社のスポーツバイク「ニンジャH2」に搭載されるものと同型で、サイド・バイ・サイド車に適合するように専用改良を施しています。
このハイパワーユニットに対応する高耐久のCVTと、走行中に切り替えが可能な2WD/4WD+フロントデフロック機構を組み合わせ、力強いランディングを実現しました。
また、エンジンは爽快な4気筒サウンドに加えてスーパーチャージャー特有のサウンドももたらし、乗員に高揚感を与えます。
このほか走行性能では、強固なフレームやFOX製電子制御ダンパー、クイックで正確ハンドリングを実現するEPS(電動パワーステアリング)、270mm径の大型ブレーキを採用。力強さと安定感、さらに快適な乗り心地も実現しています。
エクステリアは流麗なシルエットに後方に向かって跳ね上がるアグレッシブなデザインを採用。ブラックの大型グリルわきには精悍なLEDアクセントライトとヘッドライトを備え、スポーティな表情を演出しています。
ボンネットには大開口のインテークスクープを設けたほか、強靭さを強調されたサスペンションアームやタイヤなどがハイパフォーマンスを予感させます。
インテリアは身体にフィットするバケットシートを採用。D字のステアリング奥には7インチのフルカラーディスプレイを備え、視認性を高めています。上級モデルには10インチのガーミン製オフロードナビを搭載したほか、ドアスピーカーにはサブウーファーを接続でき、オフロードライディングの楽しさを与えています。
ボディサイズは全長4050mm×全幅1880mm×全高1815-1875mm、ホイールベースは3200mmです。最低地上高は410mmを確保しています。
乗車定員はTERYX4が4人、TERYX5は後席に3人が座れる「コンタードスポーツシート」の採用により、5人を確保しています。
バリエーションはTERYX4がベースモデル「H2」と上級タイプの「H2 DELUXE」、TERYX5は上級タイプ「H2 DELUXE」のみの3種類です。
新TERYXの北米での価格は3万7199ドル(約561万円)から4万3199ドル(約651万円)までとなっています。
Writer: くるまのニュース編集部
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