タコメーター、軽にとっては「飾り」? 非装備でも構わない理由とは
燃費のよい走りの目安は、タコメーターより「ecoランプ」?
「特に一般グレードは、計器類をごちゃごちゃさせるより、スピードメーターを大きくしたシンプルな構成にすることが多いです」と話すのはダイハツの担当者です。
「車両のイメージにもよるので全グレードについている車種もありますが、『タント カスタム』など上位グレードのものは付けている傾向です。タコメーターがついているほうが『カスタム』っぽいというか、スポーティなイメージがありますね」(ダイハツ)
前述のとおり、タコメーターは燃費を気にする場合にも参考になりますが、「燃費については、回転数を抑えた燃費効率のよい走りをしている場合に緑のインジケーター(「eco」ランプなど)を表示してお知らせしています。こちらのほうがわかりやすいでしょう」とのことです。
新車の乗り出しからしばらくのあいだは「慣らし運転」期間として、急な加速を抑え、エンジンの回転数を2500回転以上にしないようにすべき、などという人もいます。
「慣らし運転」はメーカーによって必要か否かという見解も異なるものですが、このような場合などは、やはりタコメーターの情報が目安になってくるでしょう。
この「慣らし運転」についてダイハツは、「ディーラーで説明する場合、回転数で説明するよりも『40km/hくらいで運転してくださいね』といった言い方をしていると思います」とのこと。スズキは、慣らし運転の必要性などについては特段うたってはいないそうです。
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