1000万円超え! いすゞの最新「“7人乗り”トラック」に反響多数! 「普通免許で運転できる」全長4.9m級ボディに「期待大!」「カッコいい」の声も? 超快適“車中泊”モデル「トラヴィオ“エクスペディションストライカー”」に寄せられた“熱視線”とは

いすゞは、2025年6月末に開催された「東京アウトドアショー2025」に、普通免許で乗れる小型トラックをベースにしたキャンピングカーを出展しました。これに対しSNSなどにはさまざまな反響が寄せられています。

新たな市場開拓に挑む新「キャンピングカー」に注目

 2025年6月27日から29日まで幕張メッセ(千葉市美浜区)を会場に開催された「東京アウトドアショー2025」にいすゞは、最新型のキャンピングカーを出展しました。

 SNSなどには多くの声が集まっています。

斬新「“7人乗り”トラック」とは一体どんなクルマ?
斬新「“7人乗り”トラック」とは一体どんなクルマ?

 いすゞはキャンピングカーの架装ベースとして、2024年11月に「Travio(トラヴィオ)」という専用シャシを開発しました。

 Travioのベースとなっているのは、2024年7月に発売されたばかりの「エルフミオ」です。現行の普通免許でも運転可能な小型トラックで、このエルフミオのキャビンやベースフレーム、トランスミッションなどを共用しています。

 エンジンを軽量な1.9リッターディーゼルエンジンとし、6速ATと組み合わせることでAT限定免許でも乗ることができるよう配慮。誤発進抑制機能やプリクラッシュブレーキ(直進時)など、充実した先進安全機能も標準装備します。

 一方で、足回りには専用テーパーリーフサスペンションやリアスタビライザーを標準(2WD車)採用し、最大15%のロールを抑制して走行性能を最大限に向上させたほか、12V 150Aの大容量ジェネレーターも標準装備するなど、キャンピングカー専用シャシに相応しい仕立てとしました。

 今回の東京アウトドアショー2025に出展されたのは、このTravioにいすゞと日本特種ボディーが共同開発した「EXPEDITION STRIKER(エクスペディションストライカー)」を架装したキャブコンタイプと呼ばれるキャンピングカーです。

 Travioの発売にあわせ、2024年11月に同時発表されました。

 EXPEDITION STRIKERは、日本初のオールアルミ製ボディを採用し、従来の同形状モデルよりも150kgもの大幅な軽量化を実現。

 ボディサイズは全長4955mm×全幅1800mm×全高3000mmで、一般的なキャブコンタイプのキャピングカーよりもひと回り小さく、最小回転半径も4.4mと、軽自動車並みに小回りが利く仕様となっています。

 運転席部とリヤ居住部を電車の連結幌のような特殊な構造で接続し、あえて車体をねじらせる事で荒れた路面でも車輪が浮く事を抑え悪路走破性を高めたという、まるでクロスオーバーSUVのようなタフな性格が与えられている点も特筆されます。

 室内は、大人が立って移動できる余裕の空間で、乗車定員7名、就寝定員6名を確保。シンクや水回りをはじめ、家庭用エアコンや電子レンジ、冷蔵庫、AC100Vコンセントなどを標準装備します。

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 普通免許で乗れる小型キャンピングカーに対し、SNSなどにはさまざまな反響が寄せられています。

 多かったのは「普免で乗れるのは今後強みになりそう」「キャブコン市場はトヨタ(カムロード)独占状態だからいすゞには頑張って欲しい」など、キャンピングカー専用に開発されたシャシ、Travioに対する期待の声でした。

 また、EXPEDITION STRIKERについても「アルミボディだからかカクカクしててカッコいい」「ゴツい感じがイイ」など、独特のスタイリングに興味を示すコメントが見られました。

 EXPEDITION STRIKERの価格(消費税込み)は、大型ポータブル電源の搭載を前提とした「シンプル電装モデル」で1033万9760円、鉛電池のサブバッテリーを積んだ「スタンダード電装モデル」で1069万4285円です。

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