トヨタ新「クラウン」発売! 最上級より「250万円オトク」な最安仕様&“専用ロゴ”付きの「豪華モデル」が登場! “安全機能”も進化した「スポーツ」販売開始!
トヨタは2025年7月10日に「クラウンスポーツ」の一部改良モデルを発表し、同月30日に発売しました。一体どのような面で進化したのでしょうか。
グレード新設&豪華仕様も新登場!
トヨタは2025年7月10日に「クラウン(スポーツ)」の一部改良モデルを発表し、同月30日に発売しました。
装備内容を充実させて商品力を向上させるとともに、ハイブリッド車の新グレード「SPORT G」を追加。
また、クラウン誕生70周年を記念した特別仕様車も新たに登場しました。

現行のクラウンシリーズは、伝統的な「セダン」に加え、「クロスオーバー」「スポーツ」「エステート」の個性的な4タイプをラインナップしています。
2023年10月に発表されたクラウンスポーツは、「俊敏でスポーティな走りが楽しめる新しい形のスポーツSUV」として開発されました。
一部改良では、2.5リッターハイブリッド車の新グレードとして、SPORT Gが追加されました。
このグレードは、上位グレード「SPORT Z」と同等のエクステリアを採用しつつ、各種装備の見直しにより手頃な価格を実現しています。
そして同じく追加設定されたのは、クラウン誕生70周年を記念した特別仕様車「SPORT RS“THE 70th”」および「SPORT Z“THE 70th”」です。
同グレードは、「世界に誇る日本のクラウン」をコンセプトに、専用エクステリアや特別なインテリアを採用しています。
ボディカラーは標準色に加え、特別色の「プレシャスメタル×プレシャスホワイトパール」「プレシャスメタル×ブラック」の2種類を選択可能。
21インチのマットブラック塗装アルミホイールはSPORT RSと共通で、落ち着いたブラックラスターのインテリアには「THE 70th」のロゴが各所に施されています。
クラウンスポーツのボディサイズは全長4720mm×全幅1880mm×全高1565mm-1570mm、ホイールベース2770mmで、クラウンシリーズの中で最もコンパクトな設計です。
エクステリアは、従来のクラウンにはないダイナミックな走りを予感させる躍動的で美しいデザインを追求しています。
フロントデザインには、最近のトヨタ車で特徴的な「ハンマーヘッドフェイス」を採用。
上下2段に配置された薄型のデイランプとターンランプが横に広がり、鋭く精悍な印象を与えます。
サイドは車体後方に向かって大きく張り出したフェンダーと21インチの大径タイヤを装備。
リアデザインは力強く凝縮感のある仕上がりで、両サイドの4灯コンビネーションランプが目を引きます。また、テールゲートに大きく刻まれた「CROWN」の文字も特徴的です。
インテリアでは、エントリーモデルのSPORT Gにファブリックと合成皮革のコンビシートを採用し、その他のグレードには本革シートを装備。
ステアリングホイールは全車本革巻きです。
一部改良を受けて装備面で変わった点として、まず装備面で全グレードのドアがスマートエントリーに対応しました。
また、安全装備として予防安全パッケージ「トヨタセーフティセンス」の主要機能を全車に標準搭載。
SPORT Gを除くグレードには、緊急時操舵支援(アクティブ操舵機能付)、フロントクロストラフィックアラート、レーンチェンジアシストも装備されています。
パワートレインは、2.5リッターエンジンのハイブリッドとPHEVの2種類を設定。
駆動方式は、全車E-Four(電気式4WDシステム)を採用しています。
なお、クラウンスポーツの通常モデルの価格(消費税込)は520万円から765万円、特別仕様車の価格は、「SPORT Z “THE 70th”」(ハイブリッド)が597万円、「SPORT RS “THE 70th”」(PHEV)が770万円です。
Writer: 山城颯太
理系国立大学を卒業後、自動車メディアを中心にフリーランスのライターとして活動中。TOEIC 925点。クルマから電車、飛行機まで乗り物大好き。主に新型車のグレードに焦点を当てたモデル紹介、海外車の執筆などを担当。















































