トヨタ新「GRヤリス エアロ仕様」今秋発売へ 新情報初公開! 何がスゴい? まもなく登場の「エアロパフォーマンスパッケージ」とは
2025年1月の「東京オートサロン2025」でお披露目された「GRヤリス エアロパフォーマンスパッケージ」は今秋発売ですが、新たな情報が公開されました。
2025年7月26日、27日に熊本県で開催されている「スーパー耐久オートポリス」ではモータースポーツで「GRヤリス」を鍛える活動が行われています。
また同時期に愛知県で開催されている「オートメッセin愛知2025」では、モータースポーツで鍛えたフィードバックを活かした「GRヤリス エアロパフォーマンスパッケージ(プロトタイプ)」が展示されています。
このGRヤリス エアロパフォーマンスパッケージとはどのようなクルマなのでしょうか。

TOYOTA GAZOO Racingは2025年1月に開催された「東京オートサロン2025」で、3台のGRヤリスを展示しました。
それは「モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり」をテーマとした「GRヤリス(ニュル24h参戦車両)」「GRヤリス M コンセプト」「GRヤリス エアロパッケージ(プロトタイプ)」です。
GRヤリス(ニュル24h参戦車両)は、2025年6月にニュルブルクリンクでレースに参加し、完走。
またGRヤリス M コンセプトは、前述の「スーパー耐久オートポリス」で走る予定でしたが、車両が間に合わないとのことで急遽、GRヤリス(ニュル24h参戦車両)に変更。
そして同時期には「オートメッセin愛知2025」では、GRヤリス エアロパフォーマンスパッケージ(プロトタイプ)の展示と、ある意味「GRヤリス祭り」とも言える週末です。
では、今秋発売されるGRヤリス エアロパフォーマンスパッケージとはどのようなモデルなのでしょうか。
オートサロン2025では、以下のように説明されています。
「モータースポーツやサーキット評価の現場で出た課題一つ一つに向き合い、プロドライバーとともに目標とする性能に一切の妥協を許さず開発し続けているエアロパーツを搭載したコンセプトモデル。
走行シーンに合わせて角度が調整できる『可変式リヤウィング』等 計6点のパーツを搭載し、空力性能・操縦安定性を追求するとともに、意匠面でも目を引く存在感を発揮します。
また、昨年発売した進化型GRヤリスのRCグレードにメーカーオプション設定し、ご好評いただいている縦引きパーキングブレーキも搭載しています」
そして、今回オートポリスではメディア向けにさらなる詳細が明かされました。
これはこれまでスーパー耐久などで鍛えられてきたGRヤリスの進化という文脈で語られたものです。
まず「フロントリップスポイラー」では、スーパー耐久で学んだ高次元の空力バランスを実現するために、車両前部に対して発生する持ち上がる力を抑え、フロントの接地感と空力バランスを高め、車両のトータルリフトバランスを向上させると。
次の「燃料タンクアンダーカバー」では、スーパー耐久車両の安全燃料タンクの下部をフラット形状にするアイデアを採用し、ボディ下部の空気の流れを最適化し、空力性能を高めるとしています。
また「リアバンパーダクト」では、スーパー耐久で空力負荷により、リアバンパーが外れたことを起点に開発されたといいます。
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またTOYOTA GAZOO Racingの高橋智也プレジデントは「GRヤリスがニュルブルクリンクを完走した後に、まだ販売していないエアロパッケージに対して問合せが殺到しました」と語るなど、注目度が高いようです。
今秋といえば、まもなく。果たしてどのようなスペックで発売されるのか、目が離せません。
Writer: くるまのニュース編集部
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