日産「“新”商用バン」発表! 黒仕様もイイ「オーテックライン」新登場! 約361万円からなキャラバンの新モデルとは
2025年7月17日に、日産から「キャラバン」の一部改良モデルが発表されました。これに合わせて、日産モータースポーツ&カスタマイズから「AUTECH LINE」、「AUTECH LINE PLUS」の設定が発表されましたが、どのようなモデルとなっているのでしょうか。
こだわりの「AUTECH LINE PLUS」!
2025年7月17日、日産モータースポーツ&カスタマイズから「キャラバン」の一部改良にあわせて、新たなカスタムモデルである「AUTECH LINE」、「AUTECH LINE PLUS」が発表されました。

キャラバンは1973年に初代が登場した日産の商用バン。現行モデルは2012年に登場した5代目となります。
広大な荷室や堂々とした外観、先進安全技術を備えたモデルとして、商用用途はもちろん、趣味やレジャーのパートナーとしても幅広く利用されている1台です。
ボディサイズは、ロングボディ・標準幅・標準ルーフ仕様で全長4695mm×全幅1695mm×全高1990mm、ホイールベースは2555mmです。
荷室長は、「プレミアムGX」の5人乗りのモデルで最大3050mmを確保しており、クラスナンバー1の積載性を誇ります。
エクステリアは、存在感のあるスクエアなプロポーションを基調に、曲面を組み合わせたモダンなデザインが採用されました。
インテリアにはブラックとグレーを組み合わせた2トーン配色が施され、視覚的な広がりを演出しています。
利便性の面では、センターコンソールやユーティリティナットなど、日常の使い勝手を考慮した装備も充実しています。
パワートレインは、2リッターガソリン(QR20DE)、2.5リッターディーゼル(4N16)の2種類をラインナップ。
駆動方式は2WDと4WDが用意され、いずれも電子制御7速ATが採用されています。
一部グレードでは「インテリジェント アラウンドビューモニター」などの先進装備も搭載され、安全性と快適性を高めています。
今回の一部改良では、法規対応に加え、インテリジェントクルーズコントロールがガソリンモデルへ採用されました。
この機能は、空荷からフル積載までの車両状況に対応して、ドライバーの快適性と積載物への影響に配慮した加減速制御がなされます。
さらにタイヤ空気圧警報システムの採用、シートのクッション性改善、9インチナビへの対応といった改良も図られました。
そして、キャラバンのカスタマイズモデルとして新たに設定されたのがAUTECH LINEシリーズです。
なかでも上級仕様に位置づけられるAUTECH LINE PLUSは、「GRANDプレミアムGX」をベースに専用のエクステリアとインテリアを備えたモデルとなっています。
それでは、AUTECH LINE PLUSにはどのような特徴があるのでしょうか。
外装には専用の15インチアルミホイール(切削光輝タイプ)を採用。さらに、リア部にはAUTECH LINE専用エンブレムを装着し、カスタムモデルとしての個性を主張します。
オプションで選べる「ブラックパッケージ」では、バンパー、グリル、ドアハンドル、ミラー、スライドドアレール、バックドアフィニッシャー等の外装部品がブラック塗装に変更され、より引き締まった印象を演出します。
インテリアでは、フロントとセカンドシートに専用の防水シート(ブラック)が採用されました。作業やアウトドアでの使用にも配慮されており、汚れてもスムーズに拭き取れるなど、高い実用性が特徴です。
ボディカラーは「ピュアホワイトパール」、「ミッドナイトブラック」、「ディープフォレスト」、「ステルスグレー」、「ディープオーシャンブルー」、「ダークメタルグレー」の6色展開で、いずれもスクラッチシールドに対応しています。
内装はブラック1色で統一されています。
上質さと機能性を兼ね備えた仕様により、ビジネス用途だけでなく、趣味やレジャーにも対応できる1台となっています。
AUTECH LINE PLUSの販売価格は、ガソリン車が361万7900円(税込、以下同)、ディーゼル車が438万5700円、4WD仕様は468万8200円です。
なお、ブラックパッケージを装着した場合は、それぞれ3万6500円の上乗せとなります。
より個性的な仕様を求める場合は、エアバルブキャップや車内カーテン、AUTECHエンブレム付きフロアマット等も選択可能で、より多様な用途が期待できます。
Writer: Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。














































































