ホンダ斬新「“5人乗り”コンパクトSUV」がスゴイ! 全長4.4m“ちょうどいいボディ”&「ヴェゼル」風デザイン採用! 大型ディスプレイ搭載の「e:Ny1」欧州モデルとは?
コンパクトSUVの人気が高まるなか、各メーカーから多種多様なモデルが登場しています。なかでもホンダでは、電気自動車(EV)としてのラインナップも展開しています。一体どのようなクルマなのでしょうか。
ヴェゼル似!? モダンデザインのコンセプトSUV
コンパクトSUVの人気が高まるなか、各メーカーから多種多様なモデルが登場しています。
都市部での使いやすさや環境性能を重視するユーザーのニーズに応え、デザインや機能性が進化した車両が続々と市場に投入されています。
特にホンダでは、電気自動車(EV)としてのラインナップも展開しています。
一体どのようなクルマなのでしょうか。

そのモデルとは、ホンダが欧州市場で展開する「e:Ny1」です。
同車は、コンパクトSUVのEVとして2023年5月に発表され、同年秋から販売が開始されました。
ホンダのEVブランド「e:N」シリーズの第2弾として位置付けられ、2020年に発売された「ホンダ e」に続くモデルです。
欧州や中国でのBEV(バッテリー電気自動車)需要の拡大、特にBセグメントSUVへの期待に応えるべく開発された車両となっています。
ボディには、EV専用に設計された「e:N アーキテクチャF」プラットフォームを採用。
高い剛性と低重心を実現する床下構造が特徴で、優れた走行性能を支えます。
ボディサイズは全長4390mm×全幅1866mm×全高1584mmで、日本市場でも展開されているコンパクトSUV「ヴェゼル」に近いサイズとし、都市部での取り回しやすさが魅力です。
エクステリアは、EVらしいグリルレスデザインが特徴的で、フロントのグリルカバーにホワイトバージョンの「H」エンブレムが配されています。
この特徴的なデザインは、モダンで洗練された印象を与えます。
一方、側面やリアのデザインはヴェゼルに似た要素を持ち、親しみやすさも感じさせます。
インテリアは2列シート5人乗りレイアウトとし、ブラックを基調とした統一感のあるデザインで、一部のパネルにはライトグレーを採用したバリエーションも用意されています。
中央には15.1インチの大型タッチスクリーンが配置され、オーディオやナビゲーションなどの操作を一元化。
10.2インチのデジタルメーターやワイヤレス充電機能も搭載し、先進的な使い勝手を提供します。
パワートレインは、最高出力203ps、最大トルク310Nmを発揮するモーターを搭載し、最高速度は160km/hに達します。
バッテリー容量は68.8kWhで、WLTCモードでの最大航続距離は412kmを実現。
これにより、日常使いから中距離のドライブまで幅広く対応可能です。
グレードは、「エレガンス」と「アドバンス」の2タイプ展開で、参考までにイギリス市場での販売価格は4万660ポンドから4万2890ポンド(約808万円から約853万円)です。
Writer: 大西トタン@dcp
(株)デジタル・コンテンツ・パブリッシング所属の編集者・ライター。幼少期に父親と一緒に灯油でエンジンのプラグを磨いたのをきっかけに車好きになる。学生時代はレーサーを目指しカートに挑むも挫折。現在は磨いた腕と知識を武器に自動車関係の記事をメインに執筆。趣味は週末に愛車フリードでのグルメ自販機巡り。
























