復活の“アルテッツァ”!?なトヨタ新型「GR86“セダン”」!? “FR”スポーツセダンの再登場願いレクサス「IS」ベースで大胆予想! 美麗デザインもイイ予想CGが登場
トヨタのFRスポーツ「GR86」。ボディ形状としては2ドアクーペですが、もし実用的な4ドアセダン仕様が存在したら…そんな空想を描いたCGがSNS上で話題を集めています。どのような仕上がりなのでしょうか。
アルテッツァなGR86セダン?
トヨタのFRスポーツ「GR86」。ボディ形状としては2ドアクーペですが、もし実用的な4ドアセダン仕様が存在したらーー。そんな空想を描いたCGがSNS上で話題を集めています。

手がけたのは、オートモーティブ・バーチャル・チューナーとして知られるTheottle氏。これまでにも多数の仮想レンダリングを公開してきた人物で、今回は「もしもトヨタがアルテッツァをGR86セダンとして復活させたら?」という着想をもとにビジュアル化しています。
アルテッツァは1998年から2005年まで生産されていたコンパクトなFRスポーツセダンです。当時、日本カー・オブ・ザ・イヤー(COTY)を受賞するなど高い評価を得ました。欧米ではレクサスの初代「IS」として展開され、2代目以降は日本国内でもレクサス「IS」として販売されることになったため、「アルテッツァ」という車名は一代限りで消滅しました。それでも走りを愛するファンからの支持は根強く、今なお語り継がれる存在です。
そうした背景もあり、Theottle氏がGR86をセダン化するにあたってベース車両としたのは、現行のレクサスISです。ISのボディサイズに合わせて、GR86のヘッドライトやバンパー、フェンダーダクト、さらにはリアのダックテールまでを随所に盛り込み、「こういうスポーツセダンがあってもいいかも」と思わせる提案に仕上げています。
インテリアの描写はありませんが、ISのホイールベースが2800mm(GR86より225mm長い)であることを踏まえれば、後席の足もと空間には十分な余裕があると考えられます。
現在、トヨタがGR86のセダンを市販化するという計画は発表されていません。ただ、世界をリードするフルラインナップメーカーであるトヨタだけに、手ごろな価格帯のFRスポーツセダンがラインナップされていないことは、クルマ好きにとってどこかモヤモヤした気持ちになるところです。
需要は限られるかもしれませんが、かつてのアルテッツァがそうであったように、若者や走りを楽しむ層にとって等身大のスポーツセダンが再び登場すれば、国内外のファンから歓迎されるのではないでしょうか。
Writer: 近藤 英嗣
新型自動車解説書のテクニカルライターを経て、編集者に。自動車分野を強みとしながらも、ライフスタイル、ビジネス、不動産、旅、グルメなど幅広く取材・執筆する。













































