114万円から! スズキ新「軽セダン」発売! 「リッター28キロ超え」の低燃費&「デザイン刷新」で“高級感”アップ! 新色追加も魅力! “快適装備&安全機能”も進化の「アルト」登場!
2025年7月22日にスズキ「アルト」の仕様変更モデルが発売されました。果たしてどのような進化を遂げたのでしょうか。
フロント刷新×ルーフスポイラー新装着!
スズキは2025年6月23日、軽乗用車「アルト」の一部仕様変更を発表し、同年7月22日に発売しました。

アルトは1979年の初代モデル誕生以来、スズキの屋台骨として45年以上活躍しているロングセラーの軽セダン(軽ハッチバック)です。
この初代は商用車の規格(4ナンバー)で登場したのですが、機能性とシンプルさを重視しつつ、全国共通の47万円という衝撃的な低価格でヒットモデルとなりました。
現行モデルは2021年に登場した9代目。世代を問わないクールなデザインに一新され、歴代初のマイルドハイブリッド搭載車を追加しました。
今回の仕様変更ではエクステリアの意匠を変更し、ボディカラーに新色を追加。
そして先進安全装備機能を追加しました。
また、空力性能の改善により軽トップクラスの低燃費も実現しています。
ボディサイズは全長3395mm×全幅1475mm×全高1525mm、ホイールベースは2460mmと、コンパクトで扱いやすいサイズ感で、4人が乗車できます。
アルトの改良モデルでは、愛着を感じられるデザインはそのままに、メッキフロントバンパーガーニッシュの形状を変更。
前後バンパーを柔らかいフォルムと質感がある造形にし、上質な印象に仕上げています。
加えて「テラコッタピンクメタリック」など新たなボディカラーを追加し、2トーンカラーについてはルーフ色をホワイトからソフトベージュおよびブラックに変更。
全部で12通りのラインナップとなりました。
インテリアは落ち着いた色味のネイビーシートを採用しています。
今回の仕様変更では、スマートフォンアプリと連携してリモートエアコンや緊急通報などの機能を利用できる「スズキコネクト」に対応。
スズキコネクト対応の通信機は全方位モニター(360度モニター)用カメラまたはバックアイカメラなどとセットでオプション設定されています。
また、最上級モデルのHYBRID Xに本革巻ステアリングホイールやメッキインサイドドアハンドルを装備しました。
予防安全技術「スズキ セーフティ サポート」と6つのエアバッグが装備されています。
衝突被害軽減ブレーキは単眼カメラとミリ波レーダーを組み合わせ、検知対象を拡大した「デュアルセンサーブレーキサポートII」を採用。
そのほかに低速時ブレーキサポート(前進・後退)や車線逸脱抑制機能、信号の切り替わりに対応する発進お知らせ機能、パーキングセンサーなど、最新の機能が装備されました。
パワーユニットは、660ccの直列3気筒ガソリンまたはマイルドハイブリッド、トランスミッションはCVTのみ。駆動方式は2WD(FF)または4WDが選択可能です。
改良ではハイブリッド車にルーフエンドスポイラーを装着するなど、空力性能がアップしたことにより、軽自動車トップクラスの燃費28.2km/L(2WDハイブリッド車・WLTCモード)を実現しました。
そんな進化したアルトの価格(消費税込)は114万2900円から158万9500円で販売されています。
先進安全技術など高度な機能も搭載しながら、幅広い世代にとって手頃な価格を維持しています。
Writer: 山城颯太
理系国立大学を卒業後、自動車メディアを中心にフリーランスのライターとして活動中。TOEIC 925点。クルマから電車、飛行機まで乗り物大好き。主に新型車のグレードに焦点を当てたモデル紹介、海外車の執筆などを担当。















































