旧車デザインのスズキ「エブリイ」公開! 広すぎる「豪華ウッド内装」が超カッコイイ! インテリアコーディネートを楽しめる「CARisma-JAPAN TINY」登場
2025年6月27日より開催された東京アウトドアショー2025に、CARisma-JAPAN(カリスマジャパン)が手掛けたスズキ「エブリイ」ベースの軽キャンピングカーが実車展示されていました。一体どのようなクルマなのでしょうか。
スズキ「エブリイ」の旧車デザイン&キャンピング仕様
2025年6月27日から3日間開催された「東京アウトドアショー 2025」に、茨城県日立市に本社を置くCARisma-JAPAN(カリスマジャパン)が手掛けたスズキ「エブリイ」ベースの軽キャンピングカー「TINY(タイニー)」が実車展示されていました。
旅するクルマをコンセプトにしたという同車には、どのような魅力が詰まっているのでしょうか。

TINYは、「旅ぐるま」をコンセプトに据えており、秘密基地をつくるように自分なりにカスタマイズしながら、自分だけのもうひとつのリビングを作り上げることができます。
TINYについて担当者は、以下のように想いを語っています
「装備はシンプルにしていて、移動や旅を楽しむクルマになっており、あえてキャンピングカーではなく、『旅するトラベルバン』という言葉を使っています。
特徴として、自分のスタイルで楽しむことができるクルマになっていて、『今日は天気がいいからどこかいこうか』と言う気持ちで出かけていけるコンセプトにしています」
エクステリアはベースから変更されていて、丸目のヘッドライト、ホイールの変更などにより、レトロでな雰囲気を醸し出しています。
またTINYは、車中泊に必要な装備などを選び、インテリアを“部屋をコーディネートする感覚で楽しめる“ことが大きなポイントです。
車中泊の装備で見てみると、後部の広い空間を利用して、フルフラットのベッドモードと、足を伸ばして座れるリビングモードに切り替え可能です。
ベッドモードでは就寝定員は2名が寝ることもできますが、ゆったり1人で過ごしたり、親子2人の秘密旅の寝床として使ったりするのもいいかもしれません。
フロアパネルは厚めとなっていてほどよい柔らかさで快適に過ごせます。前部のパネルを外すことですぐに乗車定員の4人乗りに戻すこともでき、普段使いと旅仕様を簡単に切り替えできます。
ベッドモードではドアを開け、風を感じながらごろごろとお昼寝を楽しむことができ、リビングモードではテーブルとソファを使って、コーヒーを片手に、山でも海でもワークスペースとして利用したり、読書を楽しんだりと、自分だけの楽しみ方を見つけることができます。
ベッドパネルと家具はカラーや材質が選べるようになっており、お気に入りの組み合わせを見つけて、自分だけの秘密基地のようにカスタマイズすることができるのもうれしいポイントです。
カウンターテーブル上部のサイドボードパネルはDIYで自由にカスタマイズできるといい、調理器具や自作の家具を取り付けて、自分だけの、世界に1台のクルマに仕上げることができます。
そのほか、上位モデル「enrich(エンリッチ)」では水回りや電源系など、より車中泊にフォーカスした装備が充実。
お手入れが簡単なステンレス製のシンクと給排水タンク、程よい明るさで車内を照らす関節LED照明、USB・電源スイッチユニット、電気製品も使用できるAC100Vコンセント2口が備わっています。
TINYの車両価格(消費税込み)は、モデルによって異なりますが、215万5700円からとなっています。
※ ※ ※
反響について、前出の担当者は以下のように話します。
「実際に使っているユーザーからは、『車中泊を楽しんでいる』『今日は海、山どこで仕事をしようかといろいろな発想で楽しんでいる』といったお声をいただいています。
なかには、『日帰り温泉が楽しみだったが、いつも行動範囲が決まっていた。TINYを買ったことで、休憩を含めて今まで以上の範囲を楽しむことができるようになった』という反応もあって、当社のコンセプトである旅ぐるまとして利用いただいて特に嬉しいお声でしたね」
ほかにも「車中泊は考えていなかったが、震災を経験している身として、寝泊りできる車があることで安心できる」という声もあったようで、多くのユーザーから支持を得ている1台であることがうかがえました。
Writer: シープロダクション
自動車を中心とした記事制作を手がけている制作ユニット。わかりやすく読みやすい構成を意識し、新車情報やカーライフに役立つ知識まで幅広く発信している。クルマ好きはもちろん、ライトユーザーでも楽しめるコンテンツを心がけている。

















































