2025年6月27日から29日まで、幕張メッセ（千葉市美浜区）を会場に開催された「東京アウトドアショー2025」には、キャンプグッズやアウトドアギアのほか、アウトドアに映えるクルマたちも多く展示されていました。

　その中には自動車メーカーのブースも複数存在しており、アウトドア向きなモデルを中心とした展示が来場者の目をひいていました。

　特にアウトドアとの親和性の高いスバルのブースには、先日発売したばかりの新型「フォレスター」にカスタマイズを施した“アウトドア仕様車”を出展しています。

　このフォレスターにはコンセプトカーのようなパーツが多く装着されていましたが、なんとこれは純正アクセサリー装着車だったのです。

　2025年4月に発表された新型フォレスターは、これで6世代目となります。

　先代モデルにも設定されていた1.8リッター水平対向4気筒直噴ターボエンジン搭載車と、新たに追加された2.5リッター水平対向4気筒エンジンにモーターを組み合わせたストロングハイブリッド仕様の2種類のパワートレインを設定しました。

　エクステリアはよりワイルドでラギット（無骨）なタフデザインとなったいっぽう、ボディサイズは全長4655mm×全幅1830mm×全高1730mmと先代同等の使い勝手を保ち、人気車種となるのは確実視されています。

　そんな新型フォレスターに装着されたアクセサリーは多岐に渡りますが、エクステリアでは、硬質ゴム製の「ランプサイドプロテクター」や、「ボディサイドプロテクター」が特徴的。

　このランプサイドプロテクターは、硬質ゴムによる滑り止め効果により、マウンテンバイクやスキー、サーフボード、釣り竿などを一時的に立てかけることができます。

　そしてボディサイドプロテクターも同じくロードバイクなどを立てかけることができるほか、停車時にバンジーコードやパラコードを張ればウェアやサングラスなどをかけるハンガーになるというもの。

　これらは過去に「東京オートサロン」などで展示されたカスタムコンセプトカー「ブーストギア」シリーズに装着されていたものの市販版、「ADVENTURE Style（アドベンチャースタイル）」だったのです。

　また車体後部に設置されていたのは、ドメティック社製の「HUB インフレータブルオーニング SUVセット」で、付属のハンドポンプで空気を入れるだけで自立するエアーフレーム構造が特徴のオーニングテントです。

　リアゲートと連結することで、荷室と一体化した広々としたリビング空間が生まれ、車内とテントをシームレスに行き来ができるようになります。

　時間とスペースを効率的に使うことができるため、アクティブな車中泊ユーザーにピッタリの装備といえるでしょう。

　こちらのアイテムはスバル車の純正アクセサリーなどを手がけるグループ会社のスバル用品で取り扱っており、スバルディーラーで購入できるとのこと。

　気になったスバルオーナーは販売店に問い合わせてみてはいかがでしょうか。