「駐車が苦手な人」なぜ多い? 枠の中に“一発でキメる”方法が判明! 「まっすぐとめたはずなのに…」長年の悩みを解決するコツが意外とカンタンだった!

クルマを運転するうえで、「駐車」は避けて通れません。苦手な人が多い運転操作ですが、コツをつかめば一発でまっすぐ駐車枠に収めることができるのです。

駐車枠に“一発でキメる”方法が判明!

 クルマで出かける時や帰ってきた時、必ずおこなわなくてはならないのが「駐車」です。

 この駐車は、運転操作のなかでも苦手意識を持つ人が多く、駐車が苦手だと感じる人からは「隣のクルマに当てそうでこわい」「狭い場所で上手く駐車できるか心配」「まっすぐとめたはずなのに曲がっている」といった声が聞かれます。

苦手な人が多い「まっすぐ駐車」どうすればいいのか?
苦手な人が多い「まっすぐ駐車」どうすればいいのか?

 駐車枠が狭い日本では「バック駐車」をすることが多く、それも苦手意識に拍車をかける要因かもしれません。

 しかし、そんな駐車を上手く決めるコツがあるといいます。一体どのようにすれば良いのでしょうか。

 駐車が苦手だと思う理由として、目視やドアミラー、バックミラー、車両の周辺を写すカメラなどを使っても、駐車枠の線を把握しきれないことが挙げられるようです。

 バック駐車に慣れている人に話を聞くと、運転席から近いドアミラーを起点に後方に意識を向けているといいます。

 具体的には、自分に近い位置のドアミラーを使って車体の向きを確認しつつ、駐車枠に真っ直ぐ入れるために窓を開けて目視しているとのことでした。

 また、狭い駐車場では隣のクルマとの距離がどうしても近くなってしまい、ぶつけそうで怖いと思う人が多いもの。

 そんな、駐車が苦手な人が不安に感じる狭い駐車場では、焦らずにゆっくりと操作することが大切です。

 隣のクルマのコーナーとなるバンパーの角や、一番端の駐車枠では壁の角を意識しつつ、自分のクルマのリアコーナー(バンパー角)が近づいた時にハンドルを切ると、うまく駐車枠に収めることができるでしょう。

 もう少し詳しく説明します。

 進行方向の右にある駐車枠にとめる時、駐車枠に対して垂直の状態のまま、さらに自車と駐車枠の距離を50cm~1mくらいを保ちながら、運転席側のドアミラーと駐車枠の「右の角」が並行になる位置まで進んで停止します。

 そして、停止した場所でハンドルを「左」に目一杯に切ってゆっくり前進するとクルマは左に旋回。駐車枠に対してクルマが斜めに45度になるようなイメージですが、運転席側のドアミラーに駐車枠の「右角」が映ったら停止します。

 そこからハンドルを「右」に切って後退すると、クルマが駐車枠に入ります。そのまま後退するとクルマが駐車枠に対して平行になるので、ハンドルを真っ直ぐに戻し、目視とドアミラーで確認しながらハンドルを微調整して車止めまで下がればバック駐車は完了です。

※ ※ ※

 バック駐車は死角が多く、苦手とする人が多い運転操作ですが、最近は駐車操作を支援するシステムも普及しており、ドライバーの負担が軽減されつつあります。

 たとえば、クルマの後方をカメラで映す「デジタルインナーミラー」では、車外にカメラが設置されているので、後席の乗員や高さのある荷物などで後方視界が遮られることはありません。

 また、車両の前後左右のカメラ映像を組み合わせて、クルマを真上から見たように見える装備も搭載されるなど、駐車時のクルマの動きを把握しやすい仕組みが導入されています。

 ほかにも、駐車操作のすべてをクルマが自動でおこなってくれるという高度な機能も存在する一方、ホンダは「N-BOX」に「ピタ駐ミラー」を搭載。

 助手席側のAピラーの根元とドアミラー下部に鏡を装着し、ドアミラー下部からAピラーの鏡に助手席側の死角を反射させることで、運転席にいながら見えない部分を確認することができ、鏡というアナログなアイテムですが、駐車が苦手な人にとっては便利な装備となっているようです。

【画像】「えぇぇ!」 これがまっすぐ駐車できる「スゴい鏡」です!(27枚)

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Writer: くるまのニュース編集部

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