まさか! 「LFA後継モデルか!?」 トヨタが「新型モデル」世界初公開! 市販車&GTマシン同時に披露!? 噂の「LFR」なのか 英国「スピードの祭典」に登場

一部ファンからレクサス「LFA」の後継モデル(LFA2/LFR)なのではないかと言われてきたモデルが英国「GOODWOOD」で「TOYOTA GT Concept」と「TOYOTA GT Racing Concept」として世界初公開されました。

これは…噂の「LFA2/LFR」なのか?

 2025年7月10日に英国で開催されたスピードの祭典「GOODWOOD」でトヨタは新型「TOYOTA GT Concept」とそれをベースに開発中の「TOYOTA GT Racing Concept」を世界初公開しました。

 一部ファンからは新型「TOYOTA GT Concept」のレクサス版が「LFA」の後継モデルとされる「LFA2/LFR」なのではないかと言われています。

英国で開催されたスピードの祭典「GOODWOOD」で「TOYOTA GT Concept」と「TOYOTA GT Racing Concept」を世界初公開! これのレクサス版が「LFA後継モデルなのか?」(画像:トヨタ自動車株式会社SNSより)
英国で開催されたスピードの祭典「GOODWOOD」で「TOYOTA GT Concept」と「TOYOTA GT Racing Concept」を世界初公開! これのレクサス版が「LFA後継モデルなのか?」(画像:トヨタ自動車株式会社SNSより)

 今回公開された「TOYOTA GT Concept」は公道走行可能が可能なロードカーと見られます。

 これをベースとする「TOYOTA GT Racing Concept」はFIA GT3カテゴリーへの参戦を目指して開発中のモデルだといいます。

 トヨタ(TOYOTA GAZOO Racing・LEXUS)としては、現在WEC(世界耐久選手権)やWRC(世界ラリー選手権)をはじめグローバルでのモータスポーツ活動をTOYOTA GAZOO Racingが行っています。

 一方でレクサスは、ハイパフォーマンスクーペとして「RC F」を2014年に発売。このRC Fの開発と同時期に「RC F GT3プロジェクト」もスタート。

 これは世界のラグジュアリーブランドを展開する各国の自動車メーカーがGT3車両を供給してことに加えて、レクサスも「”走り”を象徴するクルマを必要」ということから「RC F GT3」を展開しています。
 
 GT3というカテゴリーは、2005年にヨーロッパ誕生。そこに参戦する車両の特徴は、自動車メーカーが製造・販売・メンテナンスを行います。

 また車体やベースとなる市販車のモノニックを用いますが、パワーユニット自体には厳密な規制は定められていないのも特徴のひとつ。

 現在のRC F GT3は、ボディサイズが全長4846mm×全幅2030mm×全高1271mm、ホイールベース2770mm、車両重量1300kg。

 パワーユニットは5.4リッターV型8気筒に6速シーケンシャルトランスアクスルを搭載し、500馬力以上を発揮します。

 一方でTOYOTA GAZOO Racingは「東京オートサロン2022」に「GR GT3 Concept」を発表済み。

 そのTOYOTA GAZOO Racingは「ドライバーファーストのクルマづくりを推進し、カスタマーモータースポーツの最高峰であるGT3のお客様に選んでいただけるような魅力的なクルマをご提供したいという思いで『GR GT3 Concept』を発表しました」と説明していました。

「GR GT3 Concept」のボディサイズは、全長4590mm×全幅2040mm×全高1140mm、ホイールベース2725mmとなります。

 こうしたことから、今回の「TOYOTA GT Racing Concept」は「TOYOTA GAZOO Racing」「LEXUS」の両ブランドから展開される可能性もあり得ます。

 一方でロードカーとなる新型「TOYOTA GT Concept」はどのようなモデルとなるのでしょうか。

 2台を比べると、フォグランプの有無、ドアミラー形状、サイドの張り出し、リアデュフューザーの違い、大きなウイングの有無など異なる点が見られます。

 またどのようなパワーユニットがそれぞれに搭載されるのかという点で、一部ファンからは「V10を搭載してほしい」という声も聞かれます。

 そして、市販化される際には「TOYOTA」、「TOYOTA GAZOO Racing」、「LEXUS」というどのブランドから展開するのかというのも気になります。

 一部ファンからはレクサスが世界に誇るスーパーマシン「LFA」の後継モデルになるのではないか。とも言われています。

 これに関して、レクサスは以前に「レクサスの未来を象徴するスーパーカー」と説明されるコンセプトカーとして「エレクトリファイドスポーツ(ELECTRIFIED SPORT)」というコンセプトモデルを披露しています。

 また主な特徴として「スーパーカー『LFA』の精神的後継車となる」「電動化の可能性を最大限に引き出し、公道とサーキットの両方であらゆる限界に挑戦」「ソリッドステート・バッテリーの使用により、0-60(マイル/h)加速のタイムは2秒台前半、航続距離は430マイルを超える可能性を想定している」と説明していました。

 こうした様々な状況をパズルのように組み立てていくと、「TOYOTA GT Racing Concept」はGRファン、レクサスファンに向けてそれぞれで展開。

 ロードカーとなる「TOYOTA GT Concept」は、市販車としての価格も高価格帯となることが予想されるため、レクサスブランドで展開ということはあり得ます。

 または、ガソリンエンジンを搭載するロードカーをTOYOTA GAZOO Racing、BEV(電気自動車)版を「LFA2/LFR」としてレクサスで展開という話もあり得なくはなさそうです。

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