「セルフ式ガソリンスタンド」での“NG行為”に「意外といるよね」「見たことあるけど怖かった」「危険すぎ」「心配になる」の声も! 知らずにやっているかも!? “給油する時の注意点”に反響集まる!

ガソリンスタンドでセルフ給油をする際のNG行為や注意点について、ネット上では多くの反響が集まっています。

意外と見る!? “NG行為”と注意点に反響集まる!

 近年、セルフ式のガソリンスタンドが全国的に増えており、利用者にとって便利な反面、誤った給油方法による危険な場面も見受けられます。

 そんななか、ガソリンスタンドでのNG行為や、安全に給油するための注意点について、ネット上では多くの反響が集まっています。

給油のイメージ(画像:PIXTA)
給油のイメージ(画像:PIXTA)

 セルフ式ガソリンスタンドの魅力は、フルサービス式に比べてガソリン価格が安価であること、店員からの営業が少ないこと、営業時間が長い傾向にあることなどが挙げられます。

 これらの利点から利用者が増加していると考えられますが、給油作業を自分で行う必要があるため、誤った操作によるリスクも存在します。

 東京消防庁のウェブサイト「セルフ式ガソリンスタンドを安全に利用するために」では、安全な給油のためにいくつかの重要なポイントが示されています。

 まず、給油前に必ずエンジンを停止することが求められます。

 ガソリンは引火点がマイナス40度以下と非常に低く、大量の可燃性蒸気を発生させやすい性質があり、エンジンをかけたまま給油すると、静電気による火花が蒸気に引火し、火災を引き起こす危険性が高まります。

 次に、給油前に静電気除去シートに触れることも重要です。

 人体に蓄積された静電気がガソリンの蒸気に引火するのを防ぐため、給油開始前にこのシートに触れることが推奨されています。

 セルフ式ガソリンスタンドでは、「静電気除去シートに触れてから給油を開始してください」といった案内が流れることが多いため、特に初めて利用する場合はアナウンスに注意して従うことが大切です。

 また、給油ノズルを給油口にしっかりと差し込むことも欠かせません。

 給油ノズルの先端には満タンを検知するための小さな穴があり、差し込みが浅いと正確に検知できず、ガソリンが溢れる恐れがあります。

 給油時にはノズルを奥まで確実に差し込み、レバーをしっかり握ることが推奨されます。

 さらに、満タンで給油が自動停止した後に追加で燃料を入れる「継ぎ足し給油」も避けるべきです。

 この行為はガソリンの溢れを引き起こし、引火のリスクを高めます。

 給油が停止したら、それ以上燃料を追加しないよう注意が必要です。

 給油キャップの閉め忘れや置き忘れにも気をつけましょう。

 キャップを適切に閉めないと、給油口から可燃性蒸気が漏れ出し、引火の危険性が高まります。

 市販の置き忘れ防止グッズを活用するのも一つの方法です。

※ ※ ※

 ネット上では、セルフ式ガソリンスタンドの利用に関するさまざまな声が上がっています。

 あるユーザーは、「タバコを吸いながら給油している人を見かけたけど、危険すぎる」と目撃時の驚きを投稿。

 また、「昔、ガソリンスタンドで働いていたとき、給油後にライターを点けて火災を起こした人がいた」と、火気の危険性を指摘する声も。

 さらに、「静電気除去シートを触らずに給油を始める人が多くて心配になる」「エンジンを切らずに給油しているクルマがいて、店員さんに注意されていた」という意見や、「給油ノズルを浅く挿して溢れさせている人を見たことがある」「キャップを閉め忘れて走り出す人がいて怖い」とのコメントも散見されました。

 ほかにも「ガソリンの引火性を甘く見ている人が多すぎる。もっと注意喚起が必要だ」と警鐘を鳴らす意見もあり、ガソリンの危険性を再認識する必要性が強調されています。

 セルフ式ガソリンスタンドの利便性を安全に享受するためには、ガソリンの特性を理解し、適切な手順で給油を行うことが不可欠です。

 安全意識を高め、慎重な行動を心がけましょう。

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Writer: くるまのニュース編集部

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