約350万円! トヨタの「RAV4“ミニ”!?」実車公開! ゴツ顔×全長4.3mの「ちょうどイイサイズ」! まるで「ベツモノ!?」なタイ向け「ヤリスクロス」がスゴかった!
2025年7月2日から6日まで開催された「FAST Auto Show Thailand 2025」において、トヨタのタイ法人はコンパクトSUV「ヤリスクロス」を出展しました。日本とはまったく異なる仕様ですが、どのようなモデルなのでしょうか。
日本で売ってる「ヤリスクロス」とは様子が違う!?
トヨタのタイ法人は、2025年7月2日から6日までバンコク国際貿易展示場「BITEC」(バンコクバーンナー区)で開催された「FAST AUTO SHOW THAILAND 2025」において、最新のトヨタ車ラインナップを出展しました。
そのなかには、日本で売られているモデルとはサイズやデザインなどが大きく異なるコンパクトSUV「ヤリスクロス」の姿もありました。

タイなどで売られているヤリスクロスは、名前こそ日本で販売されているコンパクトSUVと同じであるものの、仕様は大きく異なります。
プラットフォームは「DNGA-B」を採用しており、これはダイハツやトヨタが東南アジア市場などに向けて展開しているモデルに用いられているものです。
ボディサイズは全長4310mm×全幅1770mm×全高1615mmmmで、ホイールベースは2620mmです。
日本や欧州などで販売されているヤリスクロスは、TNGA GA-Bプラットフォームを採用し、全長4180mm×全幅1765mm×全高1590mm、ホイールベース2560mmで、最低地上高は160mm-170mm。
タイ仕様は日本仕様よりも全長が100mm以上、ホイールベースも60mm長くなっているほか、最低地上高は210mmと日本仕様よりさらに高く設定され、優れた走破性能と力強いプロポーションを実現しています。
デザインも大きく異なり、ミドルクラスSUV「RAV4」を小型化したようなタフな印象のデザインです。
スクエアなフォルムをベースに、大型グリルや鋭いヘッドライト、スキッドプレート風のバンパーなどを装備し、リアも独自の造形が与えられています。
インテリアは直線基調でドライバーに向けた設計とし、ダブルステッチ入りのソフトパッド素材やメッキ加飾、ピアノブラックのパネルなどを採用することで、上質感を演出しています。
パワートレインは1.5リッター直列4気筒エンジンとモーターを組み合わせたハイブリッド車を搭載し、駆動方式はFFのみです。
ちなみに日本仕様のヤリスクロスでは、1.5リッター直列3気筒のガソリン車と同ハイブリッド車が展開され、FFおよびE-Four(4WD)仕様が用意されています。
タイにおけるヤリスクロスの車両価格は、78万9000バーツ(約352万円)から89万9000バーツ(約400万円)です。
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FAST Auto Show Thailand 2025のトヨタブースではこのほか、「カムリ」「カローラクロス」「アルファード」などの各ハイブリッドモデルや、商用トラック「ハイラックス チャンプ」「ハイラックス レボファミリー」、さらに「ヤリスATIV」特別仕様車「ナイトシェード」などの各ラインナップを一堂に出展しました。
Writer: くるまのニュース編集部
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