新車135万円! スバル新型「“スライドドア”軽ワゴン」発表! “上級ミニバン並み”の最新機能搭載! セカンドカーにちょうどいい新型「ステラ」販売店に問い合わせ殺到
スバルは軽ハイトワゴン「ステラ」を11年ぶりにフルモデルチェンジしました。日常を支える機能が大幅に向上しましたが、販売店ではどのような反響があるのでしょうか。
スバル新型「“スライドドア”軽ワゴン」発表!
2025年6月12日、スバルから軽ハイトワゴン「ステラ」の新型モデルが発表されました。11年ぶりとなる新型は軽自動車市場に新風を吹き込むと注目されています。

ステラは2006年に初代が誕生した軽ハイトワゴンです。
取り回しやすい全長と高い天井を生かした広い室内が評価された軽自動車ですが、2011年の2代目からはダイハツ「ムーヴ」をベースとするOEM車として進化してきました。
4代目となる新型ステラのボディサイズは全長3395mm×全幅1475mm×全高1655mmで、ホイールベース2460mm。4WD車は全高1670mmと少し高く設定されています。
エクステリアで特徴的なのは、フロントグリルからヘッドランプへ連続する切れ長の造形と縦型リアコンビネーションランプのデザインで、加えてワイドで精悍な印象かつ水平基調の厚みあるサイドが安心感を演出しました。
インテリアはインパネとシートを同系色でまとめ、低い位置に配したディスプレイにより前方視界を確保。室内長の拡大と後席スライド機構により居住性と荷室の積載性を両立しています。
パワーユニットは660cc直列3気筒エンジンの自然吸気とターボを設定し、いずれもCVTと組み合わせました。
駆動方式は2WDと4WDを用意し、軽量かつ高剛性の新プラットフォームの採用とサスペンションの最適化により走りの質感が向上し、静粛性も強化しています。
安全面では進化した「スマートアシスト」を標準装備。夜間歩行者検知対応の衝突回避支援ブレーキのほか、全車速追従ACCやレーンキープコントロールなどの運転支援機能を備えました。
また、パノラミックビューモニターやスマートパノラマパーキングアシストも選択可能です。
装備面ではシリーズで初めてリアスライドドアを採用し、乗降性と積載性を大幅に改善しました。
上位グレードでは、パワースライドドアを搭載。タッチ&ゴーロックやイージークローザーなど上級ミニバン譲りの機能を備え、日常の利便性を高めています。
グレードは「L」「G」「Z」「ZS」の4種類で、ZとZSにはウェルカムオープン機能付きパワースライドドアを標準化しました。
ボディカラーは新色グレースブラウンクリスタルマイカを含む全12色を設定し、2トーンも選べます。
そんな新型ステラについて、販売店ではどのような反響があるのでしょうか。
関東圏のスバル販売店担当者は次のように話します。
「当店ではファミリー層のお客様から多くのお問い合わせをいただいております。
特にリアスライドドアは以前から待望されており、『子どもを乗せても安心』『荷物の出し入れにも便利』と好評です。
当店では『オプションで装備を充実させるなら、最初から上級グレードでも大差ない』と判断して最上級グレードでターボ車のZSが人気となっています。
納車には2~3ヶ月ほどかかる見込みです」
また、関西圏のスバル販売店担当者は次のように話します。
「新型の発表以来、多くの問い合わせをいただいております。
当店では『セカンドカーとして買い物などで普段使いするのにちょうどいい』という理由で購入されるお客様が多くいらっしゃいます。
そのようなお客様には『どの時間帯で走っても安心できる』と進化したスマートアシストが歓迎されている印象です。
グレードについては普段使いする軽自動車ということを踏まえ『ターボエンジンでは持て余す』という理由でZが人気となっています」
新型ステラの価格(消費税込)は、135万8700円から205万7000円に設定されています。
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リアスライドドアや先進安全装備をはじめ、使い勝手と安心感を磨き上げた新型ステラは、子育て層の実用車からセカンドカー需要まで幅広いニーズに応えるモデルとして登場しました。
ラインナップの拡充と上質な内外装により、スバルブランドの軽自動車に新たな価値を付加したステラの動向に注目が集まります。
Writer: Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。































































